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屋根の色が褪せてきたら塗装の検討を始めるタイミングです
更新日:2023年10月07日
スレート屋根の耐用年数は25年~30年といわれています。耐用年数まで持たせるには、定期的な塗装メンテナンスが必要です。今回は、定期的な塗装メンテナンス時期について簡単に解説します。
屋根の色が変わってきていませんか?
こちらは、一度塗装メンテナンスをされているお宅です。屋根材の下(小口)部分だけ色が濃い状態で、屋根全体が色褪せていることが分かります。定期的な塗装が必要な理由は、屋根の美観だけでなく、塗膜による防水性や防藻性等を維持させるという目的があります。
塗装メンテナンスの実施目安は、
10年~15年で行われることをおすすめしています。年数に限らず、色褪せが感じられてきたら、塗装メンテナンスの予定を考え始める時期となります。
苔(こけ)が目立ってきた場合は、色褪せよりも早めのメンテナンスをご検討ください。苔(こけ)は、屋根材自体を傷め、劣化を加速させてしまう原因になるからです。
塗装メンテナンスの注意点
スレート屋根は、屋根材が一部重なるようにして軒先から棟に向かって葺かれています。屋根材の重なり部分には、わずかですが隙間があり、屋根の下に侵入した雨水や湿気が排出できるようになっています。
塗装メンテナンス時にこの隙間が塗料で塞がってしまった場合、雨水等が排出されず屋根内に溜まってしまいます。雨水や湿気により、屋根材や下地材の傷みに繋がるだけでなく、雨漏りの原因になりかねません。
塗料で隙間が塞がれないようにするには「
縁切り」処理が必要です。最近は屋根材の重なり部分に差し込む「
タスペーサー」の使用が主流です。
塗装だけでなく、劣化は進んでいます
塗装メンテナンスが必要になる時期には、屋根以外も劣化が進んでいます。例えば、雨樋や破風などの
付帯部と呼ばれる部分です。また、近くで工事をしているという
業者さんからの指摘が多い「
棟板金(むねばんきん)」も、釘浮きや板金の接合部に施されたシーリングの劣化も進んでいます。
屋根塗装の際には、高性能な塗料を使用することも多いため、棟板金をメンテナンスせずに塗装してしまうと、劣化した棟板金が台風等の強風で数年で剥がれてしまうということもあります。築15年前後での塗装メンテナンスの場合は、塗料の耐用年数に見合うよう、棟板金も同時に交換されることが望ましいです。
私たち街の屋根やさんでは、点検結果を写真と一緒に詳しくご説明いたします。ご自宅の現在の状態を把握されることで、メンテナンスイメージ・予定も考えやすくなるかもしれません。是非、お気軽に無料点検をご依頼ください。
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