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9月1日 防災の日に考える屋根のメンテナンス
更新日:2023年09月02日
関東大震災が発生した9月1日が「防災の日」と定められてから、この時期になるとニュース等で防災関連の特集を多く目にします。便利な防災グッズもどんどん増えてきていますね。家庭での食料などの備蓄について、以前ご紹介した
ローリングストックは無理せず日頃からできる備えです。是非お試しください!
台風等の
自然災害で被害に遭われた場合、ご加入されている
火災保険(地震は地震保険)で復旧費用を補うことが可能です。いざという時に困らないよう、こちらも毎年この時期に保険の期間や特約等の内容を確認しておかれることをおすすめします。
今回は、強風の影響で剥がれた軒天の調査で拝見させていただいた屋根をもとに、金属屋根について簡単にご紹介します。
瓦のように見える屋根
切妻タイプの屋根に葺かれた屋根材は、パッと見は瓦屋根のように見えましたが、
金属屋根でした。屋根材の重なり部分に錆が発生している状態ですが、しっかり固定されていて台風などの被害も発生していませんでした。
かわらUにとても良く似ていました
見た目が似ている屋根に「かわらU」という屋根材があります。「かわら」といっても粘土瓦ではなく、また、金属でもない
波型のスレート(主成分がセメント)瓦です。とても人気のあった屋根材でしたが、
ノンアスベストにしたところ、施工後数年で表面の塗装が剥離し、ヒビ割れが発生してしまうという報告が相次ぎ、販売が中止されてしまいました。踏み割れも起きやすいため、点検時には注意が必要な屋根材の1つです。
外壁の陰になり直射日光が長時間当たらない部分では、屋根材の色味(グレー)が残っていましたが、屋根全体的に塗装が劣化し、
色褪せや
チョーキング現象が見受けられました。金属屋根の場合、メンテナンスは
塗装が重要になります。錆も発生していることから、状態が悪化する前に早期の塗装メンテナンスをご提案させていただきました。塗装により、外観がきれいになるだけでなく防水性等も維持できます。
瓦(粘土瓦)からの葺き替えをご検討中というお客様からのお問い合わせをいただくことも多く、
スレート(コロニアル)や・
防災瓦・金属屋根など、たくさんの商品がございます。やっぱり瓦!という方には、防災瓦がおすすめです。現在販売されている瓦は
軽量化になっていますので、耐震性の面でも安心です。
金属屋根:SGLと石粒付き
近年、金属屋根で高いシェアを維持しているのは
スーパーガルテクト(SGL)です。私たち街の屋根やさんで取り扱っている金属屋根の中でも一番多い商品です。SGLは鋼板の裏側に断熱材が付着している断熱材一体型のため、断熱効果と室内側の温度差からもたらす結露抑制の効果があります。
SGLのほかにも「
石粒付き」の金属屋根もあります。石粒付き屋根材は自然石の粒でコーティングされているため、ガルバリウム鋼板の弱点である防音性や断熱性が改善されています。メーカーによりデザインも色も豊富です。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
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