ホーム > 近年流行りの軒ゼロ住宅って?メリットやデメリットをご紹介
近年流行りの軒ゼロ住宅って?メリットやデメリットをご紹介
更新日:2021年11月09日
街並みを眺めていると、お住まいのデザインは様々ですよね。屋根の形状だったり、屋根材や外壁材の種類なども様々です。近年人気な屋根の形状には外観がスタイリッシュな片流れ屋根などがあり、時代とともにお住まいの流行りなども変わってきます。では、皆様は「軒ゼロ住宅」という単語を聞いたことはありませんか?軒ゼロ住宅について簡単にご紹介いたします。
軒ゼロ住宅って?
まず、軒ゼロ住宅とは何でしょうか。単語を聞くと、軒がゼロ、つまり軒がない住宅なのかな?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。軒ゼロ住宅は皆様が想像する通り、軒がない、または軒が短い住宅のことを指します。軒ゼロ住宅に分類する軒の長さは、「軒の出が25cm以下」、「ケラバの出が15cm以下」です。軒の出とは、屋根の軒先の長さのことです。基本的には外壁からを基準にし、屋根から突き出た軒先までの距離のことです。
切妻造や入母屋造などの屋根の妻側で外壁から突き出ている部分の長さの事はケラバの出と呼ばれています。軒が短い、またはないメリットは、室内スペースを比較的広く確保できることだったり、若干ではありますが建築時のコストを抑えられることです。また、外観も個性的で、お住まいのデザインに個性を出すことができますね。
軒ゼロ住宅は雨漏りリスクが高い?
お住まいの部位にはそれぞれ重要な役割があります。軒の役割として、お住まいの外壁を日光や雨水から守る、という重要な役割も担っています。そのため、軒ゼロ住宅は、軒が極端に短いことでその分雨水が外壁にかかってしまう確率が高くなってしまいます。また、外壁に雨水がかかる確率が高くなれば、外壁の劣化の進行を早めたり、屋根と外壁の取り合い部分、窓枠などから雨水が浸入し腐食の原因にも繋がります。軒ゼロ住宅の最大のデメリットは雨漏りのリスクが高くなることなのです。雨漏りの対策として、メンテナンスをこまめに行なうことが大切になります。
このように、お住まいのデザインによっても、メリットやデメリットがあります。皆様の大切なお住まいのことで何かお困りの際には、私達、街の屋根やさんにお気軽にお問い合わせください。点検・お見積りの作成まで
無料で承っております。
このページに関連するコンテンツをご紹介
狭小地に多い!軒先が短いお家で雨漏りが起こりやすい理由とは
狭小地に多い!軒先が短いお家で雨漏りが起こりやすい理由とは 現在、よく見かけるようになったのが、極端に軒先が短い建物です。建物で軒や軒先と呼ばれるところは外壁より外側に突き出た屋根の部分です。昔のお家というと、軒先でも充分に雨宿りが出来たものですが、現代のお住…続きを読む
知っておきたいお住まいの各部位の名前
屋根リフォームや屋根修理を検討する際に、お住まいのどこをリフォームや修理をしたいのか説明に困ってしまうことってございませんか?お住まいの各部名称をまとめましたので、ぜひご活用ください。街の屋根やさんまで…続きを読む
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。