市原市若宮にて 屋根材と一体型の差し棟が浮いていました
更新日:2024年08月08日
市原市若宮にお住まいのお客様より棟の部分が浮いているということで現地調査のご依頼をいただきました。
割れやすい屋根材の場合、メンテナンス方法は塗装ではなく屋根カバー工法がおすすめです。まずは点検結果をご報告いたします('◇')ゞ
屋根全体に色あせが感じられますが、屋根材のデザインもあり、おしゃれな印象にも見えます。隅棟(下り棟)部分に破損がありました。屋根材は「
アーバニー」というシリーズが使われていました。
アーバニーは1982年から製造・販売されていましたが、アスベストの規制により徐々に含有率が少なくなり、後継のニューアーバニー(1994年~2001年)になると含有率は1~0%でした。
その後、ノンアスベストのアーバニーグラッサ(2001年~2005年)が登場しましたが、
この時期に製造された商品は特にヒビ割れが起こりやすいという傾向があります。
今回不具合が発生していた部分は、
差し棟仕様になっている隅棟(すみむね/下り棟)部分でした。差し棟は、屋根材と板金が一体になっている仕様で、1枚ずつ屋根材に差し込んでしっかり固定しています。
差し棟板金と一緒に固定されている屋根材のヒビ割れや反りなどで出来た隙間に強風が吹きこむなどして浮き上がってしまったと思われます。
差し棟仕様は、割れやすい屋根材にはあまりおすすめできません。屋根の状態を確認すると、ヒビ割れが多く発生していました。
下屋根にもヒビ割れが多く発生している状態でした。過去に塗装メンテナンスをされた際、縁切で
タスペーサーが差し込まれた部分がひび割れていました。
割れやすい屋根材の場合、塗装メンテナンスはおすすめできません。その理由として以下が挙げられます。
●縁切りをしないと雨水などの水分が排出できず雨漏りが発生する可能性が高い●皮スキやカッター・タスペーサーで縁切りを行った場合はひび割れに繋がる私たち街の屋根やさんでは、アーバニーのメンテナンスも数多く承っております。割れが目立つ場合は
屋根カバー工法や屋
根の葺き替えをおすすめします。
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