市原市若宮にて屋根調査 塗装の劣化が進行し素地が出ている状態でした
更新日：2024年07月09日
市原市若宮にて実施した屋根調査についてご報告いたします('◇')ゞ
私たち街の屋根やさんでは、屋根カバー工法も数多く承っております。屋根カバー工法は
屋根の塗装が劣化して色褪せたり、苔が発生している状態でした。築30年以上経過されているということで、これまで塗装メンテナンスを行われたことがあると仰せでした。軒先（のきさき）にかけて、
苔の発生などが目立っていました。
塗装の劣化により
水はけが悪くなってくると、屋根の表面に雨水が残りやすくなります。風で飛んできた砂ほこりが付着してい黒ずんだり、苔が発生しやすい環境になります。
剥がれた塗膜や、苔などで表面がデコボコしてくると更に雨水が滞留しやすくなります。
屋根に降った雨水は、軒先の雨樋（軒樋／横樋）へ向かって流れていくため、
軒先に近いほど屋根材は雨水に触れている時間が多くなり
塗装の劣化や苔が繁殖しやすくなります。
塗膜が完全に剥がれてしまうと、化粧スレート材の素地が露出してきます。化粧スレート材自体はほとんど防水性能がないため、素地に直接雨風が当たるようになります。そのため、屋根材自体の劣化を早めてしまう状態です。
屋根材の
欠けが発生している箇所も見受けられました。化粧スレート屋根は、
屋根材が重なるように葺かれているため、もし上にある
屋根材が割れたりしてもすぐに雨漏りに繋がることはありません。ただし、屋根の下地である
防水紙に劣化や破れなどが発生している場合は、雨漏りに繋がる可能性が高くなります。築30年を経過されていらっしゃるということで、屋根材自体の
耐用年数を迎えられ、下地の
防水紙は寿命を迎えています。今後のライフプランを踏まえ、
屋根カバー工事のご提案となりました。
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