千葉市緑区あすみが丘 屋根に落ち葉が飛来する場合は状況に合わせた対処が必要です
更新日：2024年06月21日
千葉市緑区あすみが丘にお住まいのお客様より、雨樋のメンテナンスについてご相談いただきました。雨樋には、軒樋（のきどい）／横樋（よことい）や竪樋（たてどい）等、位置や細かな部材を含めた総称です。
お問い合わせの際は詳細な名称が分からなくても「雨樋」といっていただければ大丈夫ですので、お気軽にご連絡ください(*^▽^*)
雨樋の耐用年数は 20年前後といわれていますが、近年は、大気が不安定になることで、積雪や雹（ひょう）による被害も多くなっていますので、変形や破損などがないか定期的なチェックとメンテナンスが必要です。
角型の軒樋（のきとい／横樋）に松の葉（針葉樹）やイチョウの葉（広葉樹）が溜まっていました。集水器に繋がる穴部分にも葉っぱが載っている状態です。
軒樋は、集水器まで雨水が集まるよう勾配がつけられていますが、この状態では雨水があふれてしまう恐れがあります。半丸タイプよりも大型の軒樋を設置されていても効果が発揮できません。
軒樋だけでなく、谷樋（たにとい）にも落ち葉がたくさん溜まっていました。ほとんどが針葉樹（アカマツ又はクロマツ）でした。
雨樋に落葉が堆積する主な原因は、庭木や住宅周辺に植えられた木々の葉が風で飛んできて、雨樋に詰まってしまうことです。特に公園や神社が近くにある、自然豊かな地域に建てられたお住まいでは、この問題がよく見られます。軒樋が破損や詰まりなどにより、大雨の際に
オーバーフローするようになると軒樋が設置されている
鼻隠しを傷めてしまったり、鼻隠しから伝った雨水が軒天を傷めてしまうという可能性もありますので、早めの対処が必要です。
別位置の軒樋では
雨水が溜まったままの状態でした。溜まった雨水の中には堆積している葉が見えます。また、軒先には
苔（こけ）が生い茂っていました。苔が育成するのに適した環境のようです。
軒樋に落葉やゴミが入るのを防ぐ「
落ち葉除けネット」もありますが、針葉樹はネットに入り込んでしまうためおすすめできません。シートタイプを用いるなど、最適な方法をご提案いたします。
私たち街の屋根やさんでは、雨樋の
部分修理や清掃も承っております。
足場が必要な場合が多いため、同時に行えるメンテナンスも済ませてしまったほうがお得ですし安心です！
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