袖ケ浦市長浦駅前にて屋根調査 大屋根や下屋根、陽当たりの違いで劣化状態が異なります
更新日：2024年05月28日
袖ケ浦市長浦駅前にお住いのお客様より、屋根の塗装をご検討中ということで現地調査のご依頼をいただきました。点検結果についてご報告いたします('◇')ゞ
化粧スレート屋根の耐用年数は、約25年～30年といわれてます。この期間は、適切なメンテナンスや定期的な点検が行われた場合に達成されるものです。
屋根全体に塗装の劣化が進んでいる状態でした。色褪せや、欠けが発生している箇所も見受けられました。
化粧スレート屋根は、10年～15年を目安に定期的な塗装メンテナンスを行われることが望ましいです。化粧スレート屋根は耐用年数が比較的長いとされていますが、適切なメンテナンスが必要です。耐用年数を迎えられる頃には、
防水紙や
野地板など下地材の寿命もありますので 屋根カバー工法や屋根の葺き替えが必要です。
屋根の面（方角）により、
苔（コケ）が繁殖している状態でした。化粧スレート屋根にコケが発生する原因は、主に湿気や日陰の環境条件が影響しています。湿気の多い場所や日当たりの悪い場所では、コケが繁殖しやすくなります。
また、屋根表面の汚れや微小な傷などもコケの発生を促す要因となります。化粧スレート屋根は割れやすい性質があり、割れた部分に水がたまりやすく、そこからコケが生えやすくなります。定期的な屋根のメンテナンスや清掃が重要であり、特にコケが発生しやすい季節には注意が必要です。
下屋根（1階）は大屋根（2階）ほど色褪せてはいませんでしたが、
棟板金（差し棟仕様）の浮きや、外壁や屋根の陰になる部分で緑色の
藻が発生していました。差し棟は、一般的な棟板金の納め方とは異なります。
屋根のてっぺんで横方向に固定されている棟板金は
棟包み仕様といって、よく見られる納め方です。
差し棟仕様は、てっぺんではなく隅棟（すみむね／下り棟）の固定をしています。
屋根材一段につき1枚ずつ固定され、耐風性に優れているため近年では差し棟のお宅も増えています。
築年数や、お客様のライフプランによりメンテナンス方法を決定しますが、築20年を経過している場合は、塗装メンテナンスよりも屋根カバー工法や葺き替えがおすすめです。屋根カバー工法は
877,800円（税込み）～となります。屋根面積や使用する屋根材等により金額が異なりますので、まずは無料点検・お見積りをご依頼ください(*^-^*)
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