更新日：2021年05月15日

屋根塗装後・外壁塗装後、初の定期点検

弊社に屋根・外壁塗装工事をご依頼いただいた君津市にお住まいのお客様邸に定期点検にやってきました。お客様のとのご都合が合わず、本来であれば施工後1ヵ月目に訪れるところを現在は5ヶ月目に入ってしまいました。何はともあれ、ご訪問できて何よりです。使用した塗料は日本ペイントのもので、屋根塗装がサーモアイの遮熱塗料、外壁がパーフェクトトップです。

お客様の住宅は外壁が窯業系サイディングで某メーカー住宅でコーキングレスのタイプになっています。コーキングの替わりにパッキンゴムにより雨仕舞をしてあるタイプですが、長年の歳月によりパッキンが歪みだしていましたので、増し打ちコーキング処理を施し外壁塗装をしています。点検ではコーキングと塗料の定着の程をチェックいたします。塗料は色々な薬品が混合していますので、半年から一年をかけて塗料状態が安定してまいりますので、早めに見るのが肝心です。完全に定着してしまうと、補修するのにもケレンし一度完全に剥がさなくてはいけなくなります。

塗装点検

お客様の一番心配でした折板屋根の屋根塗装です。折板屋根には日本ペイントサーモアイ遮熱塗料使用しています。折板屋根ですので、熱伝導率が良く二階が少々厚く、感じていたそうです。遮熱塗料は塗装するだけで日光を反射するため、熱伝導も少なくなります。住宅の中では一番過酷な条件下で家を守ってくれる最重要的な資材となるので、劣化はしてしまうものですので、どの資材よりもメンテナンスが必要な屋根資材です。

不具合確認

半年近く経ち、屋根の塗膜にも少し変化が見えてきました。塗料には亀裂が入っている所がいくつかありました。屋根材は最重要資材ですので小さな亀裂でも補修しといた方が良いです。元々、屋根に錆があり、ケレンして塗装したのですが、元々の錆が再発した模様です。ケレンし直し、再度、錆止めが必要になります。リフォームでは不具合が生じてしまっているものを直すので、一度塗装していても塗装後に変化してくることもありますので、工事を完了しお引き渡しをした後、経過を見るのも肝心です。