更新日：2025年01月31日

袖ケ浦市長浦駅前にて実施した屋根調査についてご報告です !(^^)!　棟板金は、劣化してくると台風や強風による被害に遭いやすい部分です。

強風で棟板金が剥がれてしまったということでご連絡をいただきましたが、お怪我や近隣への被害などが無かったということで何よりでした。😌

棟板金（隅棟：すみむね）の飛散

まずは、被害部分から確認しました。屋根のてっぺんにある大棟（おおむね）から四方へ下っている隅棟（すみむね）の板金が剥がれていました。むき出しになっていた下地材の貫板（ぬきいた）を確認すると、経年や水分による腐食で劣化が進んでいました。

棟板金の内側に防水シートが取り付けられていました。おそらく、棟板金内の結露防止のためと思われますが、防水シートを付けても棟板金内に結露は発生してしまいます。傷んでいる貫板を見ると、効果があったのかは微妙です。ただ、丁寧なお仕事をされているなぁと感じました。

棟板金や釘浮きを確認

大棟（おおむね）部分の棟板金を確認すると、棟板金の固定が緩んで屋根との間に隙間が出来ていました。釘が抜け出てきている部分も見受けられましたので、飛散した隅棟同様、貫板（ぬきいた）が劣化していることが分かります。

屋根カバー工法のご提案

屋根全体を確認すると、隅棟のすぐ脇のスレート材が外れかけていました。屋根材の葺き始め部分（スターター）です。

また、屋根全体に塗装の劣化が進行し、水はけが悪くなった表面に、飛散してきた砂埃等の汚れが付着してこびりついている状態でした。

点検の結果、築年数や今後のライフプランを伺い、屋根カバー工法のご提案となりました。現在の屋根の上に新しい防水紙を敷き、新しい屋根材（ご提案はスーパーガルテクト）を葺く工法です。

棟板金は全て貫板から新しくなります。貫板には、水分による腐食に強く耐久性もある樹脂製品を用いた交換をご提案しました 👍

また、葺き替えや塗装工事よりも短期間で施工できますので、施工中の生活のご不便も短く済みます。屋根カバー工法は877,800円（税込み）～承っております。

私たち街の屋根やさんでは、点検結果を写真と一緒に詳しくご説明し、現状で最適なメンテナンス方法をご提案いたします。まずはお気軽に無料点検・見積りをご依頼くださいね (^_-)-☆