更新日:2023年12月08日
八街市大谷流(おおやる)へ、強風時に雨樋が外れて落下してしまったとのことで屋根の調査に伺いました。
台風や強風等、風による建物被害は、ご加入されている火災保険を使用することが出来ます 👍
保険申請のPOINT!
ただし、保険金請求申請の期限や、対象になる回復工事金額等の条件がありますので注意が必要です。
まず、火災保険申請の請求は被害発生から3年以内です。 既に修繕済みの場合でも、損害を受けたことを立証できるのであれば保険金の請求は可能です!
大規模災害の場合など、例外的に3年経過後も損害保険金の請求ができることもありますが、時間が経過するほど被害との因果関係がわかりづらくなります。
経年劣化と判断されてしまう恐れもありますので、早めの手続きが大切です。
私たち街の屋根やさんでは、火災保険を使用した工事も多数承っております。お気軽にご相談下さい (^_-)-☆
雨樋(軒樋/横樋)の被害
下屋根(1階屋根)の一部で軒樋(のきとい)が端から端まで集水器ごと外れてしまっていました。雨樋は、取り付けられている位置によって名称が異なります。軒先部分に地面と平行に設置されているものを、軒樋(のきとい)又は横樋(よことい)といいます。
軒樋が外れた際に負荷が掛かったのか、固定金具も無くなっていたり、折れ曲がり破損している状態でした (;’∀’)
軒樋(雨樋)は、屋根から流れてきた雨水を受け止めて地上や排水溝へ排水しています。
雨樋が無かったらどうなるの?
軒樋が無い状態のまま放置してしまうと、雨水が直接地面に流れ落ち、水たまりが出来たり、雨水の跳ね返りで外壁やその周りのものを汚してしまう可能性があります。
また、雨水が伝って軒天や外壁を傷めてしまう恐れもありますので、早めの対処が必要です。
雨樋補修(一部・部分交換)工事は 33,000円/m~承っております。
軒天の剥がれ
雨樋を確認していると、表面が白く仕上げられた軒天の剥がれを確認しました。こちらも、強風による被害とのことでした。
軒天の異変は、目視で確認出来ることが多く、強風後等はご自身でチェックされるのもおすすめです 😊
軒天が変色している場合は、水分を含んで腐食が発生している可能性があります。大掛かりな工事が必要になる前に定期的なチェックと、メンテナンスをおすすめします。
ほかにも強風の影響が・・
建物をぐるっと確認させていただくと、庇(ひさし/霧除け)部分の軒天にも剥がれが発生していました。
軒天のメンテナンスには、状態(腐食や下地)により「重ね張り」・「張り替え」・「塗装」があります。
そのほか、カーポートの屋根が1枚外れかかっている状態でした。再度の強風で吹き上げられないよう、こちらも出来るだけ早めの対処が必要です。
点検の結果、保険を使用した工事のご提案となります。2階の軒天工事には足場が必要となりますが、復旧に掛かる工事に必要な足場代は補償適用対象となりますので、安心ですね。
記事内に記載されている金額は2023年12月08日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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