更新日：2023年10月02日

　江戸川区西小松川にテナント倉庫を所有されているオーナー様より「屋根から雨漏りが発生しており修繕を検討してい屋根の状況やメンテナンス方法についてご相談したいので調査、お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査に伺いました。

現地調査

　現地調査の様子になります。使用されている屋根材は折半屋根といわれる凹凸のある形状の金属製の屋根になります。14ｍ以内の長さでしたら軒先に掛けて1本物で屋根の形成が可能な為、勾配が緩い工場の屋根や駐輪場等の屋根に多く使用されております。工場には波型のスレート屋根が使用されている場合がありますが、軒先に掛けて複数枚の屋根材を重ねている為、勾配が緩い際には雨水が重なり部分から浸入してしまう恐れがあるので勾配により使用されている屋根材は異なります。

　折半屋根は金属の表面が塗装にて保護されておりますが、経年劣化により塗装の劣化が進行し金属面の保護性能が低下し錆の発生が全体的に発生しておりました。また、谷となっている箇所では錆による鉄の腐食が進行し一部で穴が開いてしまっている状況になります。現在、他業者により応急的な処理が行われておりましたが恒久的な処置ではないので早急にメンテナンスが必要な状態となっておりました。

　折半屋根の雨漏りが発生してしまうリスクのある箇所は、屋根を固定しているボルト周りのパッキンの劣化や錆によるボルトの痩せによって雨漏りが生じてしまう場合もあります。また、屋根材のジョイント部分にシーリングが施されておりましたが水上側のシーリングが剥離してしまい水を受けてしまう状態となっておりました。この様な状態になると毛細管現象により水を吸い込んでしまう場合もありますので注意が必要になります。

　調査報告を行い折半屋根カバー工事のご提案を行いました。屋根カバー工事の費用は、税別698,000円より承っております。使用材料や屋根形状により異なりますので詳しくはお問い合わせください。

　私達「街の屋根屋さん」では、屋根の調査、お見積りまでは無料にて行わせていただいております。屋根に不安を覚えた際にはお気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。