ノンアスベストスレートに塗装は厳禁!?スレート屋根のお住まいの方は要チェック!
更新日:2023年08月08日
日本の住宅の屋根で最も大きなシェアを占めるスレート屋根。一般的には屋根塗装によるメンテナンスが基本になりますが、中には塗装メンテナンスが無駄になってしまう製品があるため注意が必要です。「ノンアスベストスレート」と呼ばれるそれらの製品に、なぜ塗装が意味をなさないのかを説明していきましょう。

ノンアスベストスレートとは?
ノンアスベストスレートは、1990年後半から2004年頃に販売されていたスレート屋根材です。これより以前の屋根材は、アスベストを含有しているのが一般的でしたが、アスベストの健康被害が叫ばれるようになり、この頃から徐々に規制されていきました。規制に伴って各メーカーからアスベストを含有しない(ノンアスベスト)代替製品が販売されるようになりますが、これらの製品には大きな問題が隠されていました。
アスベストを抜いたことによって大幅に耐久性が低下したのです。築10年も持たずにひび割れや変色、剥離といった症状が多発し、現在では【問題のある屋根材】として取り上げられるようになってしまいました。これらの製品はスレートにとっては一般的な塗装によるメンテナンスが全く効果がありません。塗装しても屋根材自体が劣化していくためです。
代表的な製品にはニチハのパミール、クボタのコロニアルNEO、セキスイのかわらUなどがあります。

ノンアスベストスレートのメンテナンス
住まいの屋根がノンアスベストスレートであった場合、メンテナンス方法は屋根カバー工法や葺き替え工事が推奨されます。無理やり塗装することも可能ではありますが、すぐに屋根材の劣化と一緒に塗膜剥離やひび割れを起こしてしまうので、街の屋根やさんでは、前述した2つのメンテナンスをおすすめしています。
屋根業者の中には、「塗装が無意味であることを知らずに塗装してしまう」「塗装が無意味であることを分かった上で利益を優先して塗装する」業者がいます。屋根メンテナンスの中では少額な部類に入るとはいえ、決して安い金額ではありません。ご自身でご自宅の屋根がどのような屋根なのかを把握し、実績が豊富で信頼できる業者にメンテナンスを依頼することが大切です。

記事内に記載されている金額は2023年08月08日時点での費用となります。
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