更新日：2023年04月06日

　千葉市花見川区幕張町にお住まいのお客様より、屋根が割れてしまっているように見えるので問題ないか確認してほしいとのお問い合わせをいただきました。
　問題になっているのは、ご自宅の隣に建てられた小さなログハウスのスレート屋根でした。築15年が経過するが、これまでメンテナンスをしたことはないとのことでしたので、経年劣化による症状が考えられます。
　スレートは、表面に施された塗装によって撥水性・防水性を保っていますが、経年によって塗装の保護力が低下するため、定期的なメンテナンスが必要になる屋根材です。

撥水性をなくし、苔やカビが繁殖していました

　現地にお伺いして屋根に上らせていただくと、屋根全面に苔やカビが繁殖していることが分かりました。塗装による保護力が低下し、撥水性が失われている証拠です。また、表面の塗装が完全に剥がれ、素地が覗いている箇所もありました。今すぐに雨漏りにつながるといった緊急性はありませんが、メンテナンスが必要な状態でした。

割れてしまったスレート

　屋根の調査を続けていくと、お伺いしていた通り、スレートが割れてしまっている箇所を発見しました。経年劣化によりスレートの耐久性が低下しているのでしょう。スレートは塗装による保護力が弱まると、雨水を吸うようになります。そして、吸水による膨張と乾燥による収縮を繰り返すようになり、ひび割れや欠けといった症状が見られるようになります。こうした劣化症状を予防し、スレートを長持ちさせるためには、定期的な塗装メンテナンスが必要になります。ご自宅の屋根がスレートの方は、メンテナンスとまではいかなくとも、10年程度を目安に屋根業者へ点検を依頼されることをおすすめします。
　調査を終え、お客様へ報告を行うと、今後10年以上メンテナンスが必要ない屋根にしたいとご要望をいただきました。すでにスレートの耐久性が低下してしまっている状態でしたので、強度・耐久性が高い金属製屋根材【アイジー工業「スーパーガルテクト」】による屋根カバー工事をご提案しました。街の屋根やさんでは、金属屋根材による屋根カバー工事は、税込み877,800円から承っております。

　私たち「街の屋根やさん」では、新型コロナウイルス対策として「マスク着用」「手指アルコール消毒」「ソーシャルディスタンスの確保」を徹底しておりますので、どうぞご安心してお問合せください。