更新日：2022年10月13日

　藤沢市高倉にてお住いのお客様より、屋根塗装工事のご相談を頂きました。築20年になるお住いの2度目の屋根塗装をご検討中とのことでしたので、早速調査にお伺いいたします。街の屋根やさんでは調査からお見積もりの作成まで無料の点検を行っておりますので、経年劣化を確かめたい場合などご活用ください。

塗膜の劣化症状を確認

　使用されている屋根材は化粧スレートでした。以前の塗装から期間が経ち、塗膜に劣化が見られるようになっている様子です。所々に黒く見える箇所があり、塗装が剥がれてきているようです。触れてみると指には屋根に塗られた塗装と同じ色の粉が付着し、チョーキング現象も確認できました。チョーキング現象は塗膜が劣化しているサインですので、やはり塗装によるメンテナンスを行った方が良い状態となっています。
　スレートはセメントベースで形成されている屋根材のため、塗膜によって雨水を弾かないと水分が浸透してしまいます。そのため塗膜が劣化した状態が続くとスレート自体も傷み始めてしまうため、定期的に塗り替えを行うことが望ましいです。

タスペーサーの設置が必要なスレートへの塗装

　スレート屋根の塗装において注意するべき点が、塗装時にスレート同士の重なり合う部分に必要な隙間を作る縁切り作業です。塗装工事によってスレートの重なる部分を塗膜で完全に塞いでしまうと、内側に入り込んだ雨水や湿気が逃げ道を失い、下地材の防水紙などを傷めてしまう原因となります。そのため塗装時に隙間が塞がらないようにタスペーサーを設置することが重要となります。
　点検時の写真をお見せしながらご説明をさせていただき、お客様のご要望にありました2度目の屋根塗装工事をご提案させていただきました。屋根塗装工事は60㎡のスレート屋根の場合、足場やタスペーサーの費用を含め382,800円～（税込）が参考的な料金プランとなっておりますので、詳しいお見積もりにつきましてはぜひ無料点検をご利用ください。

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策として手指のアルコール消毒などを行い、お客様のお住い点検にお伺いいたしております。どうぞご安心してお問い合わせください。