文京区白山にてニチハパミールが使用された屋根調査を実施
更新日：2022年10月08日
文京区白山にお住まいのお客様より「築20年以上が経過したので屋根・外壁のメンテナンスを検討している」とご相談を頂き調査にお伺いいたしました。調査の際に見つけた屋根の劣化症状等をご紹介しております。
現地調査
屋根調査の様子になります。こちらの建物は築22年経過し、これまでメンテナンスは行っていない建物になります。全体的にスレートの色褪せや表面の剥離が目立ちました。建てられた時期がアスベスト規制が行われた時期と重なりますので、屋根材の確認を行った所ノンアスベスト屋根材のニチハパミールが使用されていることが分かりました。
ニチハパミールとは、アスベスト規制が行われた後に発売されたアスベストを含まないスレート屋根材になります。発売当時はアスベストを含まない屋根材として多く流通しましたが近年になり耐久性の問題により注目を集めています。そんなパミールの代表的な劣化症状として層状剥離が挙げられます。写真の様に屋根材がミルフィーユの様に剥がれてしまっています。層状剥離を起こすことにより塗装を行っても1.2年で剥がれが生じてしまうので塗装出来ない屋根となりますのでメンテナンスの際は注意が必要になります。
棟板金には板金を貫板に固定している釘に浮きが生じておりましたので浮きが進行し抜けてしまうと固定力が低下し飛散のリスクが高まります。また、板金の塗装が劣化してしまったことで板金に錆の発生が見られます。
塗装でのメンテナンスが行えない屋根でしたので屋根カバー工事のご提案を行いました。屋根材によってもメンテナンス方法が様々ですので状況に応じたメンテナンス方法の選定が必要になります。屋根カバー工事の費用は、税別698,000円より承っております。使用材料や屋根形状により異なりますので詳しくはお問い合わせください。
私たち「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して実施しております。建物のことでお困りの際にはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年10月08日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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