江戸川区篠崎町にて急勾配屋根をドローンを使用し調査
更新日:2022年05月20日
江戸川区篠崎町にて屋根調査にお伺いした建物の屋根が8寸勾配と急勾配となっておりましたのでドローンを使用し調査を実施しました。
現地調査

建物は2階建てになっておりベランダがありましたので屋根を覗き込むと築12年が経過している事もあり屋根に使用されているスレートには色褪せが多く見られました。また、屋根の形状や築年数から使用されているスレートはコロニアルNEOであることが分かりました。コロニアルNEOはノンアスベストスレートと呼ばれアスベストを含まない屋根材ですが、耐久性の面で問題があり細かなひび割れや欠けの症状が発生しやすい屋根材と言われております。
また、棟板金には釘の浮きや抜けが複数確認できました。このように板金の釘浮きが発生したら棟板金交換が推奨されます。

ドローンでの調査を行いました。屋根の形状は寄棟になります。屋根全体を見るとスレートの色褪せや北面の汚れが目立ちます。

屋根を側面から撮影しましたが、こう見るといかに傾斜がキツイか分かるかと思います。急勾配の屋根は水の切れが良いことがメリットですが、メンテナンスの際に急勾配施行用の足場が必要になりますので費用や手間が掛かります。屋根には苔や汚れが目立ちましたが板金の飛散や屋根材の破損等もありませんでした。外部的な要因で雨漏りにつながる状態ではありませんがスレートには傷みが見られますのでメンテナンスが推奨される状態です。
屋根材の傷みが少ない場合には塗装でのメンテナンスが可能ですが、既存の屋根材がコロニアルNEOですので塗装でのメンテナンスに不向きな為、屋根カバー工法でのメンテナンスが有効です。屋根カバー工法の費用は税別698,000円より承っております。
私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行なっております。お困りの際にはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年05月20日時点での費用となります。
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