更新日：2023年02月16日

大波スレート材

山武郡横芝光町にお住いのお客様は、築年数が経過している倉庫のメンテナンスを検討しているとの事で私達、街の屋根やさんにお問い合わせを頂きました、屋根のメンテナンスを考えて知り合いにアスベストが入っている可能性がある為工事費用が高騰してしまうと聞き、ご自宅の倉庫はアスベストの有無を調べてもらいたいとの事でした。

アスベストの有無

まずは現地調査でお伺いをして調べて見ることになりました。

元々アスベスト（石綿）が混入している建材が生産中止・販売中止になったのが、２００4年（平成１6年度）でしたので現在から約20年前になります、細かな規制は色々ありますが、２００4年度以降の建材はアスベストは入っていないので問題はありません。

ですが建材の中には製造年月日が記載されていなく代表的な屋根材では、コロニアル瓦や大波・小波スレートなどは産業廃棄をする場合にアスベスト扱いされてしまう事が多くあり、中間処理場で引き取ってもらえなくなる場合があります、最終処分場で処理する場合も㎥３万円以上かかる場合もあります。

大波スレートのメンテナンス方法

お客様の倉庫屋根は大波スレートが設置してあり、メンテナンス塗装をしてありました。元々大波スレートは耐候年数が約２５年程度と言われていますが、メンテナンスをやらないでも大丈夫と言う事になっています、しかし固定をするフックボルトは劣化しやすいので、途中でフックの交換が必要になってきます、アスベストが含まれていない物でありましたら、高圧洗浄が可能ですのですので塗装メンテナンスも可能です、古くなると強度が極端に落ちていますので、現行型に交換することをお勧めいたします。

お客様は塗装メンテナンスを施してあり、フックボルトもステンレスを使用してあり、とても気に掛けている事から点検時は破損している場所も無くボルトのゆるみもありませんでしたので、大きな問題点はありませんでした。

現在、私達、街の屋根やさんでは、点検等でお伺いする際は、新型コロナウィルスの予防対策として、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。