更新日：2022年03月23日

　世田谷区東玉川にお住まいのお客様より、雨樋が湾曲しているため修理をしてほしいとのご依頼を承りました。現場にお伺いすると、10mほどの比較的長めの雨樋が中央付近で深く沈み込み曲がっていました。このように雨樋が中央付近で歪んでいる場合、なんらかの重みが加わって沈み込んでしまった可能性が高いです。この被害は主に積雪によるものが多く、お客様のご住宅の雨樋もやはり雪による被害のようでした。

雨樋の損傷は雨漏りの原因に？

　曲がってしまった雨樋は雨をスムーズに流すことができなくなり、雨樋から雨水が溢れ、水が溜まることで落ち葉や汚れも溜まりやすくなるといった症状を引き起こします。雨樋によって雨水の通り道が確保されない場合、雨樋から溢れた雨水が屋根や外壁にかかりそれぞれを急速に劣化させてしまいます。劣化した屋根・外壁は雨漏りの原因になりますので、もし雨樋に不具合が起きていることを発見した場合は速やかに対処しましょう。

雨樋に黒い水が溜まっています

　それでは現場を確認していきます。雨樋を上から確認すると、真っ黒な水・汚れが溜まっておりました。不具合のない雨樋であっても水はある程度溜まるものではありますが、これだけ溜まっていると重みも加わりますので雨樋の湾曲を加速させてしまう要因になり得ます。状況をお客様にご説明させていただき、今回は雨樋交換工事を行うこととなりました。

　雨樋の交換工事は高所での作業となるため足場を仮設していきます。足場を取り付ける際はその分費用がかかってしまいますので、雨樋のほかにもご自宅に不具合がある場合は併せて工事をされることをオススメします。お客様からも足場を仮設するならついでに外壁塗装もお願いしたいとご要望いただきましたので、改めてお見積りを作成し外壁塗装工事も行う運びとなりました。

　私たち、街の屋根やさんでは10mの雨樋交換を撤去費や竪樋の設置費用も含めまして118,000円から承っております。一部分のみの補修や部分交換の場合はその分お安くなりますので、雨樋のことでお困りの際は是非お問い合わせください。また現在、新型コロナウイルス対策としてオンラインでのお打ち合わせにも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。