更新日：2022年02月17日

　松戸市大橋にお住まいのお客様より「スレートが使用された屋根ですが4箇所程割れて破片が落下しているので修繕を考えている」とご相談を頂きました。現地調査に伺い屋根の調査を行いましたので、調査時の様子をご紹介しております。

現地調査

　現地調査に伺いました。お客様にお話をお伺いし落下していたスレート屋根材を見せていただきました。落下していたスレート材の破片は4枚ありました。破片が大きいこともあり落下の際に周辺や人に被害がなく安心しました。こちらの建物に使用されている屋根材はスレットが入ったスレート屋根材が使用されておりました。スレットが入っておりデザイン性が高いスレート屋根材ですが、スレットや釘を打った部分から亀裂が入り割れてしまうと言った事例も多く報告されています。

　屋根に登り破損箇所の確認を行いました。こちらの写真は屋根の東面になりますがこちらの面だけでも破損している箇所が3箇所確認出来ました。築10年程ですので屋根材にはアスベストが含まれていない屋根材が使用されていると考えられました。屋根全面を確認すると計7箇所で大小様々な割れが発生しておりました。

　棟板金の確認も行いました。棟板金で最も多く見られる症状としては、釘の浮きになります。こちらも建物は築年数がまだ浅いこともあり釘に大きな浮きはございませんでした。しかし、10年が経過すると板金の継ぎ目に施されているシーリングには劣化の症状が見られました。シーリングの劣化により板金内部に雨水が浸入すると下地の貫板が劣化し板金の強度が下がってしまいますので注意が必要です。

　上記の症状が見られましたのでメンテナンス方法のご説明、ご提案を行わせて頂きました。

　私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行っております。屋根工事に関しましては、部分補修から全体のメンテナンスまで幅広く行っております。お困りの際はお気軽にご相談頂けますと幸いです。