更新日:2020年07月22日
本日ご紹介するのは、飛び込み業者の塗装で雨漏りが始まったというお客様。
事の始まりは、昨年春の事。
近くで工事をしているという業者さんに、もう塗装の時期なので早くしないと雨漏りしますと
いきなり言われて、屋根の塗装工事を契約したそうです。
同時期にお隣も塗装工事をすることになって、いっぺんに2棟工事することになりました。
工事は、1週間であっという間に完了し、お支払いをしたそうです。
梅雨の時期が来て、夏物の入れ替えをしようとしたら
押し入れの中の洋服や布団がカビだらけになっている事に気が付きました。
押し入れの天井には雨漏りの痕があり、湿っていたそうです。
小屋裏に入ると、天井全体に雨染みがあり広範囲で雨漏りしているようでした。
施工した業者に連絡すると電話は使われなくなっていて、困った末に近くの工務店に来てもらいました。
最初の工務店さんは、屋根にビニールシートで養生をしてくれたそうです。
それでも雨漏りが止まるどころか、ひどくなる一方で、違う業者に診てもらうことにしたそうです。
次の業者は、範囲を広げてさらにその上にビニールシートで養生をしました。
そうすると、雨漏りが止まるどころか、今まで漏っていなかった部屋まで雨漏りが始まりました。
やっと、年末の声を聞く頃、我々に息子さんから雨漏りの原因を調べてほしいと連絡がありました。
調べた結果、塗装した時に「縁切り」という施工がされておらずコロニアルと防水紙の間に入った水が
逃げ道を無くし、毛細管現象をおこし、屋根全体から雨漏りするという事態になってました。
工事は、足場をかけて、縁切りをして、破風板と軒天の塗装となりました。
非常にもったいない事ですが、皆さんにも起こることなので、お気を付け下さい。
記事内に記載されている金額は2020年07月22日時点での費用となります。
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