コロニアル屋根の屋根現地調査で分かる劣化状況と今後の対策について
更新日：2025年12月26日
全体的に屋根材の色褪せが進み、表面の塗膜がほとんど機能していない状態でした。
コロニアル屋根は、表面の塗膜が防水性を担っているため、塗膜が劣化すると雨水を吸収しやすくなります。
その結果、屋根材自体の強度低下や反り、ひび割れにつながる恐れがあります。
今回の調査では、棟板金自体に大きな浮きは見られませんでしたが、下地の劣化が懸念される状態でした。
コロニアル 屋根は、棟の内部に木下地が使用されているため、長年の湿気で腐食することがあります。
下地が劣化すると、強風時に棟板金が飛散するリスクが高まります。
一見すると問題が無いように見える場合でも、近くで確認すると劣化は確実に進行しています。
特に、屋根材の重なり部分には汚れや苔が溜まりやすく、防水性能の低下が顕著になります。
この状態を放置すると、やがて雨漏りにつながる可能性があります。
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