片流れ屋根のお住まいの現地調査にお伺いしました!
更新日:2025年06月22日
片流れ屋根は、その名の通り一方向に傾斜する屋根形状を指します。
シンプルな構造ゆえに雨水の排水効率が高く、モダンなデザインで人気があります。
ただし、風雨を一方向で受け止める構造であるため、特定の面に負担がかかりやすく、メンテナンスの重要性も高まります。
使用されていた屋根材はノンアスベストスレート初期型モデル「セイバリーNEO」でした。
セイバリーNEOは、ノンアスベストのスレート屋根材として2001年~2008年頃まで製造されていた製品です。
環境配慮の観点からアスベストを使用しない素材である一方で、特殊な小口(屋根材の下端)の形も相まって耐久性に課題があり、特に初期型には割れやすいという特徴がありました。
実際に現地調査でも、経年劣化による素材のもろさが目立っており、定期的な点検と補修が重要であることが分かります。
点検を進めていくと、【亀裂】や【欠け】が複数確認されました。
特に、セイバリーシリーズのギザギザとした形ゆえ、紫外線や雨風の影響で反りが目立ち始めると、わずかな衝撃でも破損が発生しやすくなっています。
これらの破損を放置してしまうと、雨水が内部に侵入しやすくなり、下地材へのダメージや雨漏りの原因となってしまいます。
棟板金部分では、コーキングの経年劣化により隙間が生じていました。
このような小さな隙間も、強風や豪雨の際には水の侵入口となる可能性があります。
また、棟板金そのものの固定状態も確認する必要があります
実際に、棟板金を固定する釘が一部抜けかかっている箇所も見つかりました。
このような状態は、風による煽りを受けて棟板金が浮いてしまうリスクが高く、最悪の場合は飛散による事故や雨漏りにつながる恐れがあります。
定期的に釘の緩みや固定状態を点検し、必要に応じて補強を行うことが望ましいです。
今回の現地調査では、お問い合わせ時に屋根のカバー工事と外壁塗装を検討しているとのお話がありました。
点検したところノンアスベストスレート初期型モデルということもあり、屋根
塗装はできない屋根材ということが確認でき、お客さまと適切なメンテナンス方法についての認識の共有を行いました。
その後、
屋根カバー工事と
外壁塗装工事をご用命をいただき、無事に竣工を迎えることができました。
街の屋根やさんでは、こうした現地調査を無料で行っており、状況に応じた最適なご提案をさせていただきます。
屋根にご不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
あなたの屋根はどの形状(シェイプ)
街の中には様々な形、様々な材料の屋根があります。カッコイイ屋根、素敵な屋根もあれば、神社・仏閣などの荘厳なものや、文化財に指定される建物では歴史の重みと風格を感じさせます。ここでは屋根を形状別にご紹介いたします。…続きを読む
街の屋根やさん横浜
電話 0120-989-742
株式会社シェアテック
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
店舗詳細はこちら


でを行ったお客様の声
お客様の声一覧はこちら

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。