ドローンを使った屋根点検のメリットと注意点を徹底解説!
更新日:2024年10月18日
近年、屋根の点検方法としてドローンを使用するケースが増加しています。
従来の屋根点検は、専門業者が足場を設置し、目視で行うことが一般的でした。しかし、ドローンの導入により、足場を設置する必要がなく、短時間で安全かつ効率的な点検が可能となったのです!
この記事では、屋根のドローン点検について、そのメリットや具体的な流れ、さらにドローンを使う際の注意点について解説していきます(^^)/
まず、ドローンを使用する屋根点検の大きなメリットとして、以下の点が挙げられます。
ドローンを使用すれば、従来の方法と比較して非常に短時間で点検が完了します。
通常の点検では、作業者が屋根に登り、慎重にチェックするためにかなりの時間がかかります。加えて、足場の設置が必要だった場合、設置や撤去も含めると、点検だけで数時間から数日かかることもあります。
しかし、ドローンを使えば、足場の設置が不要で、数十分から1時間程度で点検が終わることが多いです!
屋根点検は、高所作業のリスクを伴います。
特に古い屋根や不安定な屋根材の上では、作業者が転落する危険性もありますが…ドローンを使えば作業者が屋根に登る必要がなく、危険な作業を避けることができます。そのため、安全性が大幅に向上します!
足場の設置は大きなコストがかかるポイントです。急な勾配な屋根の場合、点検にも足場が必要になることが多いのですが、ドローンを使用すれば足場が不要となるため、コストの削減が期待できます!
また、ドローン点検自体の費用も通常の点検よりも安価・もしくは無料で行っている会社も多く、点検にかかる総費用が軽減されるのもメリットの一つです。
ドローンには高解像度のカメラが搭載されているため、肉眼では見逃してしまうような細かい損傷や問題を確認することができます。屋根の状態を詳細に記録することができ、後で写真や動画を元に点検結果を確認することができます。
まず、ドローン点検を依頼する際には、ドローンを飛ばすための許可が必要かどうかを確認します。特に都市部では、ドローンの飛行が制限されている地域があり、許可が必要になる場合があります。このような地域では、航空法によって規制されているため、事前に調査しておくとスムーズです。
ドローン点検を行う際は、まず点検対象の屋根の状況を確認します。建物の周囲や周辺環境に問題がないかをチェックし、風や天候の状況も考慮します。風が強い日や雨の日は、ドローンの飛行が困難になるため、天候に合わせてスケジュールを調整します。
ドローンで撮影した写真や映像をもとに、点検結果をまとめます。依頼者には、屋根の状態を解説し、必要な修理やメンテナンスの提案を行います。
また、依頼者自身も写真や映像を見て、自宅の屋根の状態を目視で確認することができるので、透明性のある点検が可能です。
ドローンを使った屋根点検には多くのメリットがありますが、注意点もいくつか存在します。
ドローンの使用には法律が関係しており、航空法による規制が存在します。たとえば、都市部や空港周辺ではドローンの飛行が制限されているため、事前に許可を取得する必要があります。無許可でドローンを飛ばすと、罰則を受ける可能性もあるため、必ず法的な確認を行いましょう。
ドローンは電波で操作されるため、飛行範囲には限りがあります。また、電波が途絶えた場合やバッテリーが切れた場合には、ドローンが制御不能になるリスクもあるため、飛行範囲には十分な注意が必要です。屋根点検の際も、広範囲を一度に飛ばしすぎないように、段階的に点検を行うことが大切です。
ドローンは天候に大きく影響されます。強風や雨、雪の日には飛行が困難であり、事故や墜落のリスクが高まります。ドローンを使った点検を行う際には、必ず気象条件を確認し、無理のないスケジュールで作業を進めましょう。
ドローン自体が非常に高度な技術を要するため、操縦する人も高度な技術を持っている必要があります。ドローンの操作に不慣れな人が点検を行うと、屋根を傷つけたり、ドローンを墜落させる可能性があります。点検は、必ず経験豊富な操縦者に依頼することが大切です。
葛飾区金町にお住まいのお客様より「築15年以上が経過したので屋根のメンテナンスを検討しております。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺いいたしました。
私達「街の屋根やさん」では、現地調査からお見積り迄を無料にて行っております。現地調査では徹底した建物の調査を行いお住まいの状態に合わせた最善の工事プランをご提案させていただいております。先ずは、点検・ご相談だけでも構いませんのでお気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。
現地調査の様子になります。メンテナンスを検討している建物は、木造3階建ての建物となります。
【新築時からのメンテナンス】
新築時に購入したお住まいでも、年月が経つにつれて様々な箇所が傷んでくる可能性があります。そのため、お住まい全体を10年前後を目安に詳細に点検し、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。屋根の素材によっても耐用年数は異なりますが、新築から10年を一つの目安と考えることができます。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、大規模なリフォームを行わなければならないリスクを軽減することができます。
街の屋根やさんでは、お住まいの点検や必要な工事のご提案、お見積りまで無料で行っております。お住まいの寿命を延ばし、安心して快適にお住まいいただくために、定期的なメンテナンスをお勧めいたします。お気軽にご相談ください。
建物の屋根勾配が7.5寸勾配と急勾配屋根の為、実際に屋根に上がっての調査は安全面を考慮し困難な状況でした。急勾配屋根や3階建て以上の建物の屋根調査を行う際には、実際に屋根に上がっての調査が困難ですのでこのような建物での屋根調査にはドローンを使用して屋根の点検・調査を行います。
ドローンを使用した屋根調査は、急勾配や複雑な形状の屋根でも効果的に行うことができます。ドローンは屋根の上空から撮影することで、屋根の状態を確認することが可能です。これにより、梯子を掛けることが難しい建物でも効果的な点検が行えます。
【利点】
ドローンを使用することで、建物の上空から屋根の状態を確認できるため、梯子を使わなくても点検が可能です。お客様と一緒に画面で確認することで、屋根の状態を理解しやすくなります。また、事前に状態を把握できるため、必要な補修工事を正確に計画することができます。
【デメリット】
一部地域ではドローンの飛行が制限されている場合がありますので、事前に確認が必要です。また、ドローンを使用した点検はあくまで状況把握のためであり、屋根の下地など外から見えない部分の状態まで確認できないことがあります。そのため、必要に応じて別の補修工事が必要になる可能性があります。
街の屋根やさんでは、ドローンを使用した点検を無料で承っていますので、お気軽にご相談ください。
使用されている屋根材は図面や屋根形状を確認するとコロニアルNEOであることが分かりました。
コロニアルNEOは、ノンアスベスト屋根材の一つであり、2000年頃に試行錯誤の上で販売されました。この屋根材はトラブルが多いことで知られており、南面では色あせが進み、北面ではコケや藻が繁殖することが一般的です。特に南面の色あせ具合は、スレート1枚ずつで異なることがあります。
コロニアルNEOの場合、塗装ではなく屋根カバー工法か葺き替え工事を行うことが推奨されています。また、破損や欠けが起こる原因として自然災害が考えられる場合もあります。2001年から2008年に建てられた住宅には特にコロニアルNEOが使用されている可能性が高いため、定期的な点検や適切なメンテナンスが重要です。
街の外壁塗装業者では、無料点検を行い、お客様に屋根の状態を写真で確認して提案を行っています。コロニアルNEOのメンテナンス方法としては、塗装ではなく屋根カバー工法や葺き替え工事を検討することが重要です。適切なメンテナンスを行うことで、屋根材の寿命を延ばし、住宅の価値を保つことができます。
調査の結果、全体的な屋根の経年劣化や使用建材がコロニアルNEOであることを考慮し屋根カバー工事のご提案を行いました。屋根カバー工事の費用は、税込み767,800円より承っております。工事の費用は、施工範囲や使用材料により金額が異なりますので詳しくは「街の屋根やさん」へお問い合わせ下さい!
屋根のドローン点検は、従来の点検方法に比べてメリットが多く、安全性や効率性が向上しています。時間やコストの節約、安全な作業が可能である一方で、航空法の遵守や飛行範囲の制限、気象条件などの注意点も忘れてはなりません。ドローン点検を依頼する際には、依頼者は事前にしっかりと情報を収集し、信頼できる会社に依頼することが重要です。
また、ドローン点検によって屋根の損傷が発見された場合には、適切な修理方法を選択し、必要に応じて足場を設置して修繕を行うことが求められます。ドローン点検はその後の修理計画を立てる上でも非常に有効なツールです。
ドローン点検が全ての屋根点検を代替するわけではない…という点に注意が必要です。目視や直接の触診が必要なケースもあるため、状況に応じて最適な方法を選択することが肝要です。
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