天井からの雨漏りの応急処置方法とは?間違った対策方法と併せて徹底解説!
更新日:2024年12月12日
「天井から雨漏りが発生している(>_<)」 こうした場合にまずはじめに行うべきことは、室内の雨漏り被害を広げない為の
「応急処置」による対策です!
ですが、
応急処置の方法の中には、
やってはいけない間違った対処方法もありますので注意が必要です。
そこで、この記事では
天井から雨漏りが発生してしまった際の応急処置の方法をはじめ、間違った対処方法について詳しい情報を解説いたします。 また、実際のにお客様よりご依頼を頂いた
「雨漏り調査の事例」と併せてご紹介いたしますので、ぜひご覧ください!
住宅における室内の雨漏り被害は、非常に様々な悪影響を及ぼします(>_<)
症状の放置は雨染み・黒ずみなどの景観面の悪化はもちろん、カビの発生から健康被害のリスクにも繋がります!
室内の被害を最小限に抑える為にも、まずは応急処置を行う事が非常に重要です。
天井から雨漏りが発生している場合、まずは雨水が垂れている範囲上の床面にブルーシートを敷いた上でバケツを設置して受け止めましょう。
この時、水のしっぱねを防ぐ為に、雑巾やタオルなどを敷いておくと安心です。
ブルーシートやバケツなどが無ければ、大きめのゴミ袋や調理用の鍋などで代用する事も可能です。
また、高さのある天井では難しいと思いますが、ビニールを「漏斗」の様にする方法もおすすめです。
応急処置が落ち着いたら、専門業者へ修理の依頼をお早めに連絡する事も忘れずに行いましょう!
台風・降雹・降雪によりお住まいが被害を受けた場合、その修理に
火災保険が適用できる可能性があります。
火災保険を活用する事で、修理に掛かる費用の負担を減らす事が出来ます!
しかし、火災保険の申請には保険会社の審査があり、適用する為には
「被害が自然災害によるもの」と認められる必要があります。
そこで、上記の様な自然災害による損傷によって雨漏りが発生した場合、ぜひやっておきたいのが雨漏りの被害状況を記録する事です。
・雨漏りの発生日時 ・雨漏り発生時の天候 ・雨漏り被害箇所(写真で撮影) これらを記録しておくことで、保険会社の審査を受ける際に非常に役立ちます!
突然のトラブルに焦ってしまうと思いますが、なるべく対応しておくことをおすすめいたします。
天井からの雨漏り被害において注意点シート・テープ等を使用して「雨水の出口」を塞いでしまう事です!
「雨水を止める為に塞ぐ事は有効なのでは(・・?」と思われると思いますが、出口を塞がれた雨水は逃げ道を失ってしまいます。
室内へ漏れ出した水は屋根裏に溜まってしまい、予期せぬ場所に流れてしまう事で被害の拡大を招いてしまう可能性が大きくなり危険です。
ご自分で行われる応急処置においては「雨水の出口を塞ぐ」のではなく、あくまで「雨水を受け止める」に留めておくことが大切です。
雨漏りの根本的な解決は、プロの専門業者・リフォーム会社へお任せしましょう(^^♪
次に、実際にお客様よりご依頼をいただいた、天井からの雨漏り被害の調査事例をご紹介いたします。
新宿区大久保にお住まいのお客様より「先日の豪雨の際に天井にシミが発生してしまい、雨漏りが疑われます。調査を行っていただき修繕のお見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
天井からの雨漏りといえば高い位置にある屋根が原因と思われる方も多いと思います。
しかし、実際には、
・外壁のクラックや穴あき
・窓サッシ廻りのコーキングのひび割れ・肉痩せ
・ベランダ防水工事の劣化
などその要因は非常に様々で、浸水原因がどこかを一目で判断する事は困難です。
最適な施工方法をご提案する為にも、その原因をしっかりと調査させていただきます。
まずは、室内の状況確認を行いました。
雨漏り調査の手順は、雨漏発生箇所の確認をまず行い建物のどの部分で雨漏りが発生しているかを確認します。
位置状況の確認後に、状況や構造を踏まえて建物外部に怪しい箇所の有無を確認し原因箇所を絞り込んで行きます。
今回、雨漏が発生していた箇所は隣家とのジョイント部分の天井になります
こちらの建物は、隣家と屋根が繋がっておりジョイント部分は板金で樋が形成され収められております。現段階では、明確な原因箇所がわかりませんので続いて屋根に上り状況確認を行います。
屋根の状況になります。隣家との取り合い部は谷状になっており板金にて樋が形成されておりますので両端に雨水が排水される仕組みとなっております。
室内との位置関係を考慮するとスレートと板金の取り合い付近が怪しいと考えられます。
2年前に屋根・外壁塗装を行っている建物で屋根の状態は破損やひび割れも無く雨漏に繋がってしまう症状は見受けられませんでした。
板金のジョイント部を確認すると雨漏り箇所の直上で板金のジョイントが出来ておりました。
ジョイント部はシーリング材で防水処理が行われておりましたが、
シーリングの劣化や板金の熱収縮による微細な動きからひび割れや接着面の剥がれが生じておりました。
ジョイントの位置は水上側に位置しており少量の雨では影響が受けにくい為、強く長い雨が降った時にのみ雨漏りが発生するものと想定されます。
このように微細な隙間からでも条件が整えば雨漏りへと繋がってしまいますので、建物を守るためにはやはり定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
建物の詳細な調査の結果、板金ジョイント部の防水処理の劣化により雨漏りが発生していることが分かりました。
2年前にメンテナンスを行ったばかりでコストを抑えて修繕を行いたいとの希望がありましたので、ジョイント部のコーキング処理を行い様子をみていただく方針となりました。
今回の工事は部分的なシーリング作業になりますので、税込み33,000円にてご提案させていただきました。
私達「街の屋根やさん」では、現地調査からお見積りまでを無料にて行っております。
現地調査では徹底した調査を行うことで建物の状態に合わせた工事のご提案、お客様のご要望に応じた最適なご提案を行っております。
メンテナンスをご検討の際には、お気軽にご相談をいただけますと幸いにございます!
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どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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