四国中央市三島 売り物件の屋根リフォーム、強力棟の土台取付を実施。
更新日：2025年2月21日
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
四国中央市で和型瓦の棟をやり直しています。
大量の土と古い棟金具を取り除けました。
新しい金具に付け替えます。
前回ブログ
四国中央市三島で売り物件のリフォーム工事。瓦屋根は棟漆喰でやり直し。
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屋根板の勾配に金具の脚を合わせて取付します。
金具の脚部分にビスを打ち込んで固定します。
その時に、棟際の加工している瓦を一度取り除けています。
棟1か所で両端に金具を付けたら糸を引っ張って合間の金具の高さを揃えます。
その時に縁切りが出来ていない瓦があれば縁切り処理を行います。
主に棟際や袖際など瓦の加工が必要な場所で行う事が多いです。
特に隅棟は屋根の傾斜に沿って棟をついているので縁切り処理が大事になっていきます。
この隅棟の際の加工で最も大事なのが下の瓦が上の瓦を受けているかです。
左写真は上の瓦の加工部分先端が下の瓦で受けれていない部分があります。（青矢印）
この部分に雨水の道が出来ると雨は全て土の中に入って雨漏りを起こします。
右写真の紫の線のように先端部分をカットすることで下の瓦で雨水が受け止めるように処理をします。
これが縁切り処理です。
＊写真は別現場の物です
これで強力棟の土台が出来上がりました。
寄せ屋根の傾斜に沿って斜めに伸びている「隅棟」があります。
強力棟の施工は同じですが、隅棟の方が傾斜がある分金具の高さが高くなります。
使用する場所で使う部材や量が異なる部分もあります。
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起用力棟は際でそれぞれ独立しています。
瓦は今回のような丸棟や三角棟であれば本棟と隅棟2方向に伸びている三又瓦があります。
次回は取り除けた瓦を復旧していきます。
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