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新居浜市でルーガの葺き替え。袖と棟を取り付けて完成！前よりも軽くなりました。
更新日：2025年2月8日
袖瓦を取り付けます。瓦は基本的に地伏せ⇒袖⇒棟の順番です。袖は地伏せ部分の両サイドを被せ、棟は地伏せと袖の頂上を被せるので施工の順番は決まっています。ルーガは和型型（ルーガ雅）、洋瓦型（ルーガ鉄平）共にこの被せ袖になります。側面に2か所、上面に1か所ビスを打ち込みます。
棟際はその時の寸法に合わせて加工します。この上に棟瓦が被ります。
棟瓦の施工です。今回は乾式工法で棟を施工します。ルーガ鉄平は防水シーラーと棟板金、棟瓦を使用します。
乾式工法とは、普段瓦でするシルガード（漆喰）を入れる湿式工法とは違い、漆喰は一切使いません。
重さの変動は葺き替え前の瓦によって異なりますが、シルガードは１つ20～25キロあるので、４～５つで100キロになります。
棟が長かったり、本数が多かったりすると、さらに軽量化が期待できます。
棟金具に角木を取り付けて強力棟の土台を作ります。棟際の地伏せ瓦に防水シーラーを取り付けます。防水シーラーは次に取り付ける棟板金と地伏せが接する場所に取り付けます。
棟板金の継ぎ目は50㎜程重なるように取り付けます。継ぎ目に剥がれない様コーキング（防水接着剤）をつけて重ねます。強力棟の棟木が板金の凸部分に接するのでそこをビスで留めます。
棟違い部分も加工と防水処理をしつつ同じように施工します。
棟瓦と棟巴を取り付けます。棟巴は袖瓦と接するサイドの端っこに使う部材です。屋根の形で個数がはっきりする部材です。片側の巴を取り付けて、棟瓦を順番に取り付けます。反対側の巴との距離は棟瓦を加工して調整します。
棟瓦もスッキリした形状になります。
潜り込み屋根の隙間には漆喰で防水＆害獣侵入防止です。棟違い屋根や谷板金を挟んで屋根面が変わるような屋根にはこういった隙間箇所が発生しています。
葺き替えが完了しました。悩んでいた雨漏りも解消できたと思います。また、お客様は軽量屋根に魅力を感じていらっしゃいました。コチラのご自宅屋根坪が約45坪和型セメントは1坪が約150キロなので45×150＝6750キロルーガは鉄平は1坪が約76キロなので45×150＝3420キロおおよそ半分に重量が減りました。また棟を6段積んでいたので実際はそれ以上になります。ルーガにご興味があれば是非とも新居浜中央店でご連絡ください。お待ちしております。
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