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新居浜市の雨漏り修繕。新しい谷板金を取り付けて釉薬瓦復旧で雨漏り解消
更新日:2024年8月11日
谷芯にルーフィング(防水シート)を縦に貼ります。水下(軒側)から水上(棟側)へ貼っていきます。新築でも初めに谷芯に縦貼りします。
谷板金を入れ込みます。今回は部分交換なので少し広めにとって差し込んでいきます。谷板金をつなぐときは200㎜は板金同士を重ねます。瓦と同じで水は表面張力で伝うので、風が吹いたりすると板金の裏を伝う可能性もあります。重ねしろが少ないと、裂傷と同じように板金裏に入り込む可能性があります。
今回は水下の位置を決めて残りは重ねることで300~400㎜くらい重ねています。十分すぎるくらいです。吊り子で谷板金を屋根板で固定します。瓦桟を打っている谷板金は基本両端は10~15㎜くらいの立ち上げをしています。和型は瓦の低い部分が立ち上げに当たると瓦が持ち上がるので部分的に潰していきます。
谷板金の水下の加工です。谷芯まで水を流し、先っぽを立ち上げでサイドに流していきます。瓦復旧した後に再度微調整していきます。
谷板金の重ね部分の水上側の先端をコーキングします。新しい谷板金の方が幅が大きいので、万が一の逆流に備えて防水処理します。
谷シーラーを谷板金に貼っていきます。谷シーラーは高さ20~30㎜で谷板金の立ち上げより高いです。また上部分はスポンジなので瓦を乗せるとつぶれてフィットします。枯れ葉などが溜まっても、シーラーの内側で止まります。なので、枯れ葉が谷板金の端にまで行ってオーバーフローするのを防ぎます。
谷板金の防水強化が終われば、瓦を復旧していきます。
谷板金の排出口を調整します。特に和型は凹凸があるので板金を加工して出来るだけ瓦と密着させます。特に山部分に板金が当たると谷板金が逆勾配になるのでその部分に瓦を葺かない事があります。なので瓦と板金に隙間があり過ぎると雨が吹き込んだら直接屋根板に落ちるリスクがあります。
板金加工でしっかり瓦と密着させました。また、水の流れを瓦の低い部分に落ちるように調整しました。以上で復旧が完了です。直接的に入る破損だったので、長い目で見ても交換してよかったと思います。屋根で困ったこと、相談したいことがあれば街の屋根やさん新居浜中央店にお気軽にご相談ください。・新居浜市(新居浜、別子山)
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