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加古川市にお住いの皆様へ 初心者でもわかる屋根の基本:構造からメンテナンスまで
更新日:2024年7月1日
皆様こんにちは🌹
【街の屋根やさん明石・神戸店】の
現場ブログへお越しいただき、誠にありがとうございます!
加古川市の皆様、今回は「初心者でもわかる屋根の基本:構造からメンテナンスまで」と題しまして、屋根に関する用語に焦点を当てて解説します。
屋根の基本的な構造から始まり、さまざまな形状や屋根材の種類、専門用語の解説、そして日常のメンテナンス方法について詳しく説明します。
初心者にもわかりやすく、屋根についての基礎知識を習得できる内容です。家の寿命を延ばし、美観を保つために知っておきたい情報を網羅しています。
それによって、安全なお家を維持するための知識の一助になればさいわいです。
宜しくお願い致します。😌
・屋根の役割と重要性
屋根は家の「傘」のようなものといえます。
雨や雪、風などから家を守る重要な役割を担っています。
家の中を快適に保つため、断熱や防音効果もあり、暮らしの質を向上させます。
また、屋根のデザインや色は家の外観にも大きく影響し、街並みの一部として美観を保つ役割も果たしています。
しっかりとメンテナンスすることで、家の寿命を延ばし、様々なトラブルを防ぐことができます。
屋根は私たちの暮らしを支える、大切な存在といえます。
・基本的な屋根の構成要素
屋根の構成要素は、家の守りを強化する重要なパーツです。
まず、「棟(むね)」は屋根のてっぺん部分で、屋根の両側を結ぶラインです。
次に、屋根材の下に隠れている「野地板(のじいた)」は屋根材を支える板で、雨や風から家を守ります。
垂木(たるき)は、屋根を支える骨組みで、全体の強度を保っています。
防水シートは野地板の上に接着され、雨水の浸入を防ぐ役割を果たします。
そして、屋根の見た目を決める屋根材は、瓦や金属、スレートなどさまざまです。
それぞれのパーツが協力し合い、家を強固にしてくれています。
・代表的な屋根の形状や種類
屋根にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴があります。
切妻屋根:最もポピュラーな三角形の屋根です。
雨水を効率よく流すため、雨漏りしにくく、風通しも良いです。
シンプルな形状で、どんなデザインにもマッチします。
寄棟屋根:四方に傾斜があるため、風や地震に強く、バランスが良いのが特徴です。
どの方向から見ても美しいので、豪華な印象を与えます。
陸屋根:平らな屋根で、ビルやマンションによく使われます。
スペースを有効に使えるので、屋上庭園や太陽光パネルを設置するのにぴったりです。
ただし、水はけが悪いので、定期的なメンテナンスが必要です。(住宅ではヘーベルハウスが有名です。)
片流れ屋根:一方向に傾斜するシンプルなデザイン。
モダンな印象を与え、スペースを有効活用できます。
雨水の流れもよく、個性的な外観が特徴です。
招き屋根:日本の伝統的な屋根で、曲線が美しいデザインです。
寺院などによく見られ、風通しが良く、優雅な雰囲気を演出します。
扇形屋根:円形や扇形の屋根で、モダンな建築に使われます。
ユニークなデザインで、視覚的なインパクトがあります。
それぞれの屋根は、地域の気候や建物のデザインに応じて選ばれます。
自分の家に合った屋根を選ぶことで、見た目も機能も大きく向上します。
屋根材にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。以下に代表的な素材を紹介します。
瓦:昔から使われている日本の伝統的な屋根材です。
耐久性が高く、断熱性も優れています。
色や形も豊富で、和風建築にぴったりです。
ただし、重いので建物の構造がしっかりしていることが必要です。
金属屋根:軽量で耐久性があり、メンテナンスが楽なのが特徴です。
特にアルミやガルバリウム鋼板は錆びにくく、モダンな外観が魅力です。
断熱性能を上げるため、断熱材との併用(ないしはそれ自体に断熱性のある物)がお勧めです。
スレート瓦:カラーベストやコロニアルと呼ばれる物です。
セメントと繊維を混ぜた板状の屋根材で、コストが比較的安く、施工も簡単です。
色やデザインも豊富で、洋風の家によく合います。
ただし、耐久性がやや劣るため、定期的なメンテナンスが必要です。
アスファルトシングル:防水性が高く、施工が簡単で、柔軟性があります。
価格が比較的手頃で、カラーバリエーションも豊富です。
主にアメリカで普及しています(屋根材の約70%とも言われています)が、日本でも増えつつあります。
木材:自然な風合いが魅力で、ログハウスやカントリースタイルの家にぴったりです。
断熱性に優れていますが、定期的な防腐処理が必要です。
陶器瓦:耐久性が非常に高く、色褪せしにくいのが特徴です。
日本の伝統的な建築に多く使われ、優雅な見た目が魅力です。
重いため、構造の強度を考慮する必要があります。
屋根材は、デザインや耐久性、メンテナンスのしやすさを考慮して選ぶことが大切です。
どの素材も、家のスタイルや地域の気候に合わせて選ぶことで、一長一短の「長」の部分を伸ばせると思います。
屋根に関する専門用語は、当然多岐にわたりますが、以下に代表的な用語を紹介します。
(上記と重複している物も一部ありますが、こちらの見出しから見られる方もおられますのでご了承ください)
棟(むね):屋根の最上部で、両側の斜面がつながる部分を指します。
軒(のき):屋根の外側端部分で、壁面から屋根が水平に突き出ている部分です。
破風(はふ):屋根の端や傾斜した部分に設置される飾り板で、風や雨から防護する役割を持ちます。
雨どい(あまどい):屋根の雨水を集め、排水するための設備で、通常は建物の外壁に取り付けられます。
瓦(かわら):屋根材の一種で、土や粘土を焼いて作られる板状の材料で、日本や欧州などで古くから使われています。
ルーフィング(roofing):屋根の防水シートで、屋根材の下に敷かれる防水材です。
防水シート(ぼうすいシート):屋根の下地に敷かれる、雨水の浸入を防ぐためのシートです。=ルーフィング
垂木(たるき):屋根の骨組みを支える木材で、屋根の強度を保つ役割があります。
屋根裏部屋(やねうらへや):屋根の下の空間で、住宅の断熱や通気のために設けられる空間です。
ヒップ屋根(hip roof):四方すみの屋根で、全ての側面が傾斜しており、安定感があります。
バレー(valley):屋根の2つの斜面が交差する部分で、水が集まりやすいため特別な防水処理が必要です。
葺き替え(ふきかえ):古くなった屋根材を新しいものに取り替える工事のことです。
(メンテナンス方法としては他に塗り替え、葺き直し、カバー工法などがあります。)
これらが代表的な屋根についての用語の一部と言えます。
・屋根の定期点検
屋根の定期点検は、家の長寿命と快適な住環境を守るために重要です。
定期的に点検を行うことで、早期に屋根の劣化や問題を発見し、修理や補修を行うことができます。
特に屋根は外部の気象条件に直接さらされているため、風や雨、雪などの影響を受けやすいです。
点検では、屋根材の剥がれや亀裂、雨樋や排水システムの詰まり、破風や棟の状態などをチェックします。
これにより、雨漏りや構造の損傷を未然に防ぎ、修理コストを抑えることができます。
定期的な点検は見える位置や触れる雨樋や排水システムについては施主様で対応できます。
梯子を使って屋根上を確認する、屋根材に昇るなどを行いたい場合は専門家に依頼するのが安全性と専門性を考えると良いと言えます。
・代表的なカラーベスト(コロニアル)・日本瓦・ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスのしかたになります。
カラーベスト(コロニアル)屋根材のメンテナンスには、定期的な塗り替え、カバー工法、そして必要に応じた葺き替えが必要です。
塗り替え:カラーベスト屋根は、塗装が劣化すると色あせや剥がれが生じ、防水性能も低下します。
まずは高圧洗浄を行い、劣化した塗膜を除去します。
次に、専用の屋根用塗料を使用して、均一に塗り直します。
塗料の選び方は重要で、耐候性やUV保護機能のあるものを選ぶと長持ちします。
最初の塗り替えは約10~15年位に行うことが推奨されます。
カバー工法:屋根の表面が劣化しているが、屋根全体を葺き替える必要がない場合に適した方法です。
まず、現在の屋根材を高圧洗浄で、汚れや藻を取り除きます。
次に、仕様通りに新しい屋根材を葺いていきます。
これにより、既存の屋根を保護しながら見た目も新しく仕上げることができます。
カバー工法は、費用と時間を節約できる利点がありますが、屋根の状態や劣化具合によって適さない場合もあります。
また、現在より屋根が重くなるという問題もあります。
葺き替え:屋根全体の状態が著しく劣化しており、修復やカバー工法では解決できない場合には葺き替えが必要です。
古い屋根材を取り除き、新しいカラーベスト屋根材や他の屋根材を施工します。
葺き替えは最も効果的な方法であり、下地から直すことが出来、新しい屋根材で防水性や耐久性を確保できます。
専門家による点検や診断を通じて、適切な時期に葺き替えを行うことが重要です。
日本瓦屋根材のメンテナンスには、葺き直し、葺き替えなどがあります。
日本瓦屋根は美しく耐久性もありますが、定期的なメンテナンスが必要です。
代表的なものに、葺き戻しと葺き直しという二つのメンテナンス方法があります。
葺き戻し:屋根全体の点検を行い、古くなったり破損した瓦を発見した場合に行います。
葺き戻しは、個別の瓦の交換を意味し、主に局部的な修繕を目的とします。
具体的には、瓦を取り外し、新しい瓦と交換する際に、古い瓦の下に新しい瓦をスムーズに葺き戻します。
この際、同じサイズや形状の瓦を使用することが重要です。
耐久性や外観を保つためには、屋根材として風雨に強い素材の瓦を選ぶことが推奨されます。
※瓦が全体的や局部的にずれている為、一度取り外し、また同じ瓦を差し込む場合もあります。
葺き直し:屋根全体の瓦の状態が劣化し、修理では不十分と判断された場合に行います。
古い瓦を全て取り除き、新しい瓦を一から葺き直します。
この際には、下地から必要に応じて補修を行います。
屋根の構造や断熱、耐久性を考慮して、適切な瓦を選定します。
例えば、耐震性や断熱性の高い陶器瓦やセメント瓦が選ばれることが多く、特に地域の気候条件に応じた選択が重要です。
ただし、耐震性を考慮して最近では葺き直しの際に、日本瓦屋根からガルバリウム鋼板やアスファルトシングル、鉄平・雅など のコロニアル屋根材への変更を行う事も多くなっています。
その利点としては
耐久性とメンテナンスの簡素化:ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルは、長期間の耐久性があります。
特にガルバリウム鋼板は耐候性に優れ、錆びにくく、塗装の定期的な更新が不要です。
アスファルトシングルは比較的低コストで、簡単に取り扱え、一般的な家屋の多くに適しています。
これらの屋根材は、日本の変化する気候条件にも対応しやすい特性があります。
施工の迅速性と費用の削減:日本瓦の葺き直しに比べて、ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルの施工は迅速であり、労力と費用を節 約できる場合があります。
特に、大規模な屋根の修復や改修が必要な場合には、素材の軽量性と取り扱いの簡便さが大きな利点です。
デザインの多様性と美観の向上:コロニアル屋根材などは、その独特のデザインやスタイルで建物の外観を豊かにします。「ROOGA」に 代表される「雅」(日本瓦風)「鉄平」(洋瓦風)など従来のコロニアルとほぼ同じ重さで重厚感を出してくれます。
環境への配慮とエネルギー効率:近年、エネルギー効率の向上や環境負荷の低減を目指す建築材料が注目されています。
特にガルバリウム鋼板やアスファルトシングルは、リサイクル可能な素材を使用することで、持続可能な 建築の観点からも選ばれる傾向があります。
これらの利点を考慮すると、日本瓦からガルバリウム鋼板やアスファルトシングルへの葺き直しは、耐久性、経済性、デザインの多様性など多くのメリットがあります。建物のニーズや環境条件に応じて、最適な屋根材を選択することが重要です。
日本瓦屋根のメンテナンスにおいては、信頼できる屋根職人に依頼することが推奨されます。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、屋根の寿命を延ばし、住宅全体の価値と安全性を保つことができます。
ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスには、清掃、塗り替え、部分補修などがあります。
ガルバリウム鋼板屋根は耐候性に優れていますが、適切なメンテナンスを行うことで長寿命を保つことができます。
以下に、ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス方法を具体的に説明します。
定期的な清掃と点検:屋根表面の汚れや藻、落ち葉を定期的に清掃し、排水路や排水口が詰まっていないかを確認します。
中性洗剤と水を混ぜた溶液を使用して、汚れを優しく落とします。
塗料の定期的な塗り替え:ガルバリウム鋼板は通常、耐候性のある亜鉛とアルミニウムの合金で被覆されていますが、時間と共に表面が劣 化することがあります。特に色褪せや表面の傷みが目立つ場合は、専用の屋根用塗料で塗り直すことが推奨されます。塗料はUV保護機能があり、鋼板の耐久性を保つのに役立ちます。
穴が出来た場合の修理:屋根板に穴や切れ目ができた場合、それが放置されると腐食が進行しやすくなります。
早期に発見した場合は、防水テープや専用のシーリング材で修復します。これにより、水の浸入やさらなる腐食を 防ぎます。
ただし、このようなことが起きる前に錆止めを入れた塗り替えをされる事が大切だと思います。
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