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高槻市 屋根リフォーム!傷んだ屋根をプロが復活させます
更新日:2021年6月29日
※2021年5月18日 更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
高槻市で屋根リフォームをお考えですか?
今回のブログでは、弊社が高槻市でおこなった屋根リフォーム事例をご紹介します!屋根の傷んだ箇所をプロが最適な施工でメンテナンスし、復活させる部分的な屋根リフォーム事例です。
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まずは、弊社が高槻市でおこなった屋根リフォームのビフォーアフターからご覧ください。
リフォーム前の屋根は、棟(むね)に施工された漆喰が経年劣化により剥がれていました。
また、屋根材自体も割れている箇所が確認されます。
屋根リフォームが完了しました。施工したのは「漆喰のメンテナンス」による部分リフォームです。
漆喰の劣化は雨漏りを招きます。
早目の対処で建物への被害だけでなく、リフォームにかかる費用も最小限に抑えられました。
高槻市 屋根リフォーム!傷んだ屋根をプロが復活させます
地域 | 高槻市 |
築年数 | 約40年 |
きっかけ | 鬼瓦の外れ |
施工 | 部分的な屋根リフォーム(漆喰詰め直し) |
「屋根の一部が崩れて、鬼瓦が外れかけている」
今回のリフォーム工事のきっかけはこのようなお客様からのお問い合わせでした。
まずは、無料おすまい点検でトラブル原因を徹底調査し、最適な施工プランをご提案します。
さっそく、お客様に許可をいただき原因調査のため屋根に上ります。
漆喰の劣化により外れた鬼瓦です。(上写真)
これほど大きな塊が、屋根の一番高い位置から落下した場合、人を大けがさせてしまうことが十分考えられます。
こちらが、「瓦の外れ」の原因になっている棟(むね)に施工された漆喰(しっくい)です。
白っぽいのが漆喰で、内部に見える黄土色の物が屋根下地として施工されている「葺き土(ふきど)」です。
漆喰は手で触るとボロッと取れる程に劣化が進んでいます。漆喰が剥がれて露出しているのが下地材の葺き土です。
屋根裏に貫通している箇所に瓦はありません。
つまり、葺き土が防水の役割を果たしているのです。
このように、面戸の漆喰が剥がれた現状では、葺き土に雨水が吹き込むと、雨漏りに発展します。
無料点検が完了です。調査の際に記録したお写真や動画をお見せしつつ、屋根の現状を正確にお客様へお伝えします。
また、現状から最適な対処方法をご提案させていただきます。
・雨水防止のために施工されている「屋根漆喰」が劣化により剥がれ落ちている
・漆喰の剥がれにより内部の土が露出⇒雨漏りリスク高い状態
・「凍て割れ(いてわれ)」を起こして破損している屋根材を数ヶ所確認
瓦の耐用年数は約50年からそれ以上と屋根材のなかではもっとも高寿命です。
しかし、漆喰は違います。
漆喰は施工してから約10年~15年で劣化が現われるためメンテナンスが必要です。
・建物を長持ちさせるために、部分的な屋根リフォーム(漆喰の詰め直し)が必要であると判断
・割れている屋根材は可能な限り差し替え、補修
現状から、弊社では棟に施工された漆喰メンテナンスが必要と判断いたしました。
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高槻市 屋根リフォームstep3「傷んだ漆喰の撤去」
このままでは、「屋根材の落下」や「雨漏り」を招く恐れが高く危険な状態です。
お客様に現状と必要となる施工について十分ご納得いただき、部分的なリフォーム工事をおまかせいただくこととなりました。
まずは、傷んだ建材の撤去からです。
まずは、経年により劣化した漆喰を専用ハンマーや突起状の道具で砕き、とり除きます。
既存の漆喰はハンマーで叩くと簡単に剥がれ落ちてきました。
漆喰を「カンカン」と叩くと、コンクリートの破片のようになり剥がれ落ちます。漆喰の下には下地として詰められている「葺き土(ふきど)」が見えますね。
屋根上に散らばった漆喰の破片は、刷毛と塵取りを使用して丁寧に取り除きます。
次に、雨水や湿気で傷んでいる葺き土を掻き出し除去します。
やはり、漆喰の剥がれによって雨水が浸入していたのでしょう。葺き土は湿り気を帯びて、ボロボロと容易に崩れます。
また、葺き土はサラサラとして砂状になっていました。
葺き土は本来、粘土質で粘着性のある建材ですが、経年により「湿る、乾く」を繰り返し、このように脆弱化します。
脆弱になった葺き土の上から、新しい漆喰を詰め直したところで、葺き土が傷んでいては、また「漆喰の剥がれ」を引き起こしかねません。
ただ、こちらの葺き土は全体的に比較的良好な状態です。
そのため、今回は湿った葺き土を1cm程度削るだけで済みました。
この後、漆喰がしっかりと密着するように湿った土はとり除き、できるだけ平らになるよう葺き土を整えます。
屋根面に散乱した葺き土は刷毛と塵取りで丁寧に取り除きます。この清掃作業を適当し済ませると、後から施工する漆喰が塗りにくくなるだけではなく、漆喰の耐久性や美観に影響を与えます。
漆喰メンテナンスは、「傷んだ漆喰を削って新しい漆喰を詰めればいい」というわけではありません。
葺き土の傷み・劣化が広範囲の場合、より深く葺き土を削らなければならないケースもあります。
その場合、葺き土を削りだした箇所に「なんばん漆喰」という建材を詰め込み、下地調整をすることもあります。
下地を整えたら、葺き土を雨風から保護するための新しい漆喰を施工する準備です。
漆喰を最適な硬さに調整します。水の量を調整し、緩すぎず硬すぎない施工しやすい状態に練り合わせた漆喰です。(上写真)
漆喰の施工には、「鶴首鏝(つるくびごて)」とよばれる特殊なコテを使用します。人の手では届かない隙間まで漆喰を詰めるのに欠かせないのが鶴首鏝です。
調整済みの屋根下地に漆喰を詰めます。漆喰は多過ぎても少な過ぎてもいけません。
漆喰の施工で必要なのは、「必要な箇所に最適な量を施工する」ということです。
棟と屋根面に出来る隙間を「面戸(めんど)」といいますが、この面戸に漆喰を詰め込みます。その際に、狭い隙間も鶴首鏝を使用し、きっちりと漆喰を詰めなければ雨水の浸入口となります。
漆喰を詰めるための鶴首鏝は、大きめのサイズから小さいサイズまでを数種類用意します。面戸の幅に合ったサイズの鶴首鏝をその都度変え、隅々まで漆喰を詰めるためです。
そして、漆喰は熨斗瓦よりも前に出ないように施工しなければなりません。漆喰の詰め過ぎは逆に雨水を招き入れることになります。
このように、雨水の流れを理解していなければ、最適な漆喰施工は困難です。漆喰メンテナンスは屋根のプロにご相談ください。
高槻市 屋根リフォームstep7「屋根材の差し替え」
こちらは「凍て割れ(いてわれ)」した屋根材です。
凍て割れは、気温の差により瓦内部の水分が膨張することで生じる現象です。表面が剥がれたように割れているのが凍て割れの特徴です。
凍て割れした瓦は、水分を含んでしまうだけではなく、割れた隙間から雨水が浸入する可能性もあります。瓦を差し替えましょう。
凍て割れしていた屋根材を差し替えました。
屋根材の破片は、地面に落下するだけではなく、雨樋を詰まらせることもあります。
これで安心ですね。
屋根の部分リフォームが完了しました!
漆喰劣化により雨漏りリスクの高かった屋根が、部分的なリフォームで復旧です。
外れていた鬼瓦も、屋根のプロによる最適な施工で蘇りました!
漆喰の劣化により鬼瓦が外れ、今にも落下しそうです。
このままでは、雨水が容易に屋根内部へ浸入するでしょう。
屋根リフォームによって鬼瓦も立派な佇まいを取り戻しました!
このように、部分的な屋根リフォームは建物を長持ちさせるために欠かせません。
屋根の施工は知識と経験が必要不可欠です。屋根のリフォームも修理も、屋根専門業者の弊社にご相談くださいね。
屋根リフォームには実に様々な方法、選択肢があります。
代表的な屋根リフォームといえば、「屋根の葺き替え工事」「屋根カバー工法」「屋根塗装」「太陽光発電の設置」「天窓の設置」などでしょう。
しかし、「部分的な屋根修理(漆喰詰め直し、棟の取り直しなど)」も立派な屋根リフォームです。
実は、建物を長持ちさせるためにもっとも重要なのは「部分的な屋根メンテナンス」。
今回、ご紹介した高槻市の事例も部分的な屋根修理である「棟(むね)の面戸漆喰(めんどしっくい)の詰め直し」でした。
劣化した漆喰を部分的にメンテナンスをすることで、屋根からの雨水浸入を未然に防ぎます。
水分は建物にとって傷みを促進させる大敵です。
雨水浸入を防ぐことは、屋根はもちろん、建物全体を長持ちさせることに繋がります。
瓦屋根のリフォームに欠かせない!漆喰(しっくい)とは?
漆喰(しっくい)とは消石灰(水酸化カルシウム)に糊やスサ(藁のようなもの)を加えて水で練ったものです。
漆喰の材料の消石灰は、石灰石を焼いて加水したものです。糊やスサは繊維質のものが多く、つなぎとして使用されています。
2021年現在では、漆喰に防水材やシリコンを混ぜ込んだ「なんばん漆喰」も多く採用されています。
屋根漆喰は、あくまで「内部の葺き土を雨水から守る」ために施工される建材です。
高槻市で屋根リフォームなら「街の屋根やさん大阪吹田店」
「繰り返す雨漏りに困っている。これからも長く住み続けたい。」
「うちの屋根にはリフォームがそろそろ必要なのかな?」
プロが無料で「相談」「現地調査」「ご提案」「お見積り」までさせていただきます。
リフォーム・修理工事を依頼するかしないかは、お客様のご判断におまかせしております。
わたしたちは強引な勧誘・不必要な工事の強要などは一切おこないません。
屋根はお客様から見えない・見えにくい場所です。
だからこそ、私たちは写真・動画などでお客様ご自身にしっかりと現状を把握していただいております。
そのため、屋根調査時にはできるだけお客様にもお立ち合いをお願いしております。
現状をしっかりと把握していただいた上で、プロが最適なご提案をいたします。
その他にも、お住まいのことで分からないこと・お困りごとがございましたら、お気軽にご相談くださいね!
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