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大阪市西淀川区 瓦屋根修理!強風被害に遭った屋根に防災対策を
更新日:2021年7月26日
※2021年7月26日更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
大阪市西淀川区でで瓦屋根修理をお考えでしょうか?
先日、大阪市西淀川区にお住まいの方から「強風で剥がれた瓦屋根を見てほしい」
というご依頼をいただきました。
突然の強風で棟瓦が一部捲れており、谷板金の劣化も見られる瓦屋根でした。
今回は、弊社が大阪市西淀川区でおこなった、今後の防災対策も兼ねた瓦屋根修理の現場の様子をご紹介します!
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今回おこなったのは、棟の積み替え工事と谷板金交換工事です。
棟の積み替え工事とは、既存の棟を一旦解体して新しく積み替える工事です。
そもそも棟って何?必要なのか?ということですが、単刀直入に言えば必要です。
ご存知のとおり、雨天時には空から降ってくる雨水が建物の屋根に落ちますよね。
その為に、屋根は傾斜を設けて雨水がその傾斜を流れるという構造になっています。
屋根には雨の流れを造る必要があるからです。
そこで、屋根は基本的に勾配の軒先から棟に(下から上)向かって葺いていきます。
そのため、屋根と屋根がぶつかる箇所が出てきます。
屋根と屋根が取り合う箇所(△でいう頂上)に屋根材の隙間ができますので、そこに棟を設ける必要が出てくるのです。
雨天時の強風の影響で、
棟の一部(冠瓦2枚)が捲れてしまいました。この部分に新しい瓦を被せて
復旧すれば簡単ですが、この棟の土台は土で造られており、既に経年劣化で崩れかけていたため、
今後更に土が劣化して崩れてくると
その他の瓦が次々に
捲れる可能性があります。
この土葺き工法は昔からの工法で、特に関西から南によく見られる工法です。
瓦の下地の土が経年により弱くなると瓦が歪んだり、ズレ、隙間などが生じて雨漏りに
繋がることもあります。
そのため、今回の瓦屋根修理としては
棟の積み替え工事が適切と判断いたしました。
屋根の形状によっては、屋根にこのように谷状になる部分があります。
谷状ということは降ってきた雨水がそこに集中して流れることになるため、この部分には谷樋の役割をはたす板金を施工する必要があります。
排水のために設けられるこの板金は金属のため、錆びの発生などにより傷みやすくまた地上からは見えにくい部分のため劣化に気づかないまま雨漏りの原因となりやすい場所です。
今回の棟の積み替えでは防災棟仕様で施工していきます。
防災棟とは、2001年に策定されたガイドライン工法で施工された棟をさします。
震度7クラスの地震でも倒壊しなかったと科学的にも検証されている工法です。
これまでこちらの棟を支えていた土は全て解体・撤去し、土台として垂木(たるき)という木材を設置します。
専用の金具を屋根下地に固定してそこに寸5の垂木を固定していきます。
次に、垂木の廻りを固めるようになんばん漆喰を詰めていきます。なんばん漆喰とは、通常の漆喰に
特殊なシリコンなどの防水材が含まれているもので、雨水に強くヒビなどの劣化に強いため長期にわたって劣化しにくいのが特徴です。
関連ページ 「防水性 なんばん漆喰とは?」はこちら
なんばん漆喰を詰め終わった後、冠瓦(7寸丸)をビス止めして固定させます。
まずは既存の谷板金撤去です。
板金上に白く映っているのは漆喰です。
谷板金と瓦との取り合い部分には、瓦の下地の土を保護するために漆喰を詰めます。
その漆喰が経年劣化により剥離して谷板金上にかなり落ちていました。
一度谷廻りの瓦を捲り、谷板金を新しく入れ替えます。
谷板金を設置した後、また既存の瓦を漆喰で固定し直します。
棟の積み替えと谷板金交換が終わり、今回の瓦屋根修理完了です!
屋根上でもっとも高い場所に位置する棟は、雨風の影響を受けやすい場所です。
西淀川区で瓦屋根修理なら「街の屋根やさん大阪吹田店」!
西淀川区で屋根修理なら、私ども街の屋根やさん大阪吹田店にまずはお気軽にご相談ください。
瓦屋根の施工には経験を積んだ職人の専門知識が不可欠で、今回のような板金交換となると板金工による施工が必要です。
「雨漏りが止まればいいので、とにかく塞げばいい」
このような場当たり的な修理では、トラブルはすぐに再発しますし、屋根内部や屋根裏などお住まいの躯体といえる部分を傷めてしまいかねません。
そのため、屋根は適切に早めに修理・施工する必要があります。
弊社では、瓦屋根の修理前に必ず無料で「現地調査」を実施いたします。
トラブルの原因を徹底的に調査し、現状を正確に把握した上で、最適な対処方法をご提案します。
現地調査したら工事を強要するようなことは一切ございませんので、お住まいの現状把握をする意味でも、弊社の無料調査をお気軽にご利用してみてくださいね。
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