実際に起きた事例

樋の詰まりを放置するリスク

集水器や横樋に落ち葉やゴミが溜まり、草が生えてしまった状態を放置すると、次のようなリスクがあります。

①雨水があふれ、外壁や基礎を傷める

詰まった雨樋では雨水がうまく流れず、あふれた水が外壁に伝い続けると、外壁の汚れ・劣化・雨染みの原因になります。さらに、基礎まわりに水が集中すると、建物の土台を弱らせるおそれもあります。

②雨樋の破損や落下につながる

草や泥が溜まることで雨樋自体が重くなり、歪みや破損が起こることがあります。最悪の場合、雨樋が外れて落下する事故にもつながりかねません。

③害虫・害獣のすみかになる

詰まりを放置すると、湿気や枯葉が溜まりやすくなり、蚊の発生源や、鳥・小動物の巣になってしまうことも。特に鳩は、屋根まわりにゴミを運んできて詰まりの原因をつくることがよくあります。

雨樋詰まり対処｜業者が行う施工の流れ

①現地調査・状況確認

まずは現地で雨樋の状態を確認します。

・どの部分が詰まっているか
・ゴミや落ち葉の量
・雨樋の歪みや破損の有無

をチェックし、高所や見えづらい箇所はドローンや高所カメラを使用します。

②作業準備（安全対策）

1階の低所であれば脚立を使用し、安全に作業できる範囲で対応します。

2階以上の高所や屋根際など、脚立では危険な場合は足場の設置を検討します。
（※実際に「足場が必要」となるケースも多く、それにより工事費が大きく変わることがあります）

③清掃・詰まり除去

原因となっている枯れ葉・泥・鳥の巣などを手作業で取り除きます。

場合によっては高圧洗浄やロッド（通管棒）を使って縦樋の内部まで洗浄します。

④排水チェック・補修確認

清掃後、水を流して排水の流れを確認。

同時に、雨樋のゆがみや破損がないかもチェックし、必要に応じて部分補修や交換の提案を行います。

※樋のヒビや割れが見つかった場合は、必要に応じて交換をご提案させていただくこともあります。

日ごろできる！雨樋メンテナスポイント5選

① 雨の日にチェック！あふれや漏れを見逃さない

② 地上から見える範囲で目視チェックを

③ 落ち葉・コケをためない環境づくり

④ ベランダ・バルコニーの排水口も定期確認

雨樋とは別に、ベランダの排水口（ドレン）も重要な排水経路です。

ここが詰まってしまうと、雨水があふれて外壁を伝い、雨樋に負荷がかかります。ひどい場合は、室内の中にまで水が入り込んでしまうことも…。実際に私の友人の家では、1階のリビングまで雨漏りしてしまったんです💦

本当にご注意くださいね^^;

⑤ 危険な高所作業はプロに相談を

2階の軒樋（のきどい：屋根の端に沿って設置されている横の管）は脚立でも届かない高さ。

無理をすると転落事故にもつながるため、早めの現調・点検をプロに依頼するのが一番安全です。

■ 雨樋の詰まり対策｜5つのポイント！

雨樋は目立たないけれど、住宅全体の雨水トラブルを防ぐ大切なパーツです。

日ごろのちょっとした意識で、詰まりや破損による大掛かりな修繕工事を防ぐことができます。
「最近ちょっと気になるな」と思ったら、無料の現地調査だけでも大歓迎です^^
放置せず、早めの点検で住まいを長持ちさせましょう！

点検・お見積り無料！
街の屋根やさん高松店の無料点検
街の屋根やさん高松店へのお問い合わせはこちらから！
お電話でのお問い合わせ　0120-22-0930