みなさま、こんにちは！

街の屋根やさん高松店です！

今回は、坂出市の住宅にて屋根の劣化状況などを確認した無料点検について、その内容をご紹介したいと思います。

無料点検で確認した金属屋根の劣化状況について

今回、無料点検を行うのは、住宅の屋根についてです。

今回の屋根点検は、近隣で工事をしていたので挨拶でお伺いした際、雨樋に雑草が生い茂っていた状況を見て、「鳥の巣があるのでは？」と思い、無料点検のご提案をさせていただいたことがきっかけとなります。

実際に、お客様も、日ごろから、鳩の鳴き声や落ちてくる糞、雨樋の詰まりなどにかなり悩まされていたとのことでした。

早速、ドローンを使って屋根の点検を行っていきましょう。

ドローンを使った点検は、安全性が高いのはもちろん、建物の隅々まで短時間で移動できるので、効率よく劣化状況の確認が行えます。

また、画像や映像をリアルタイムでお客様と共有できるので、状況に応じた対応も素早く検討することが可能となります。

住宅の屋根仕上げは、金属屋根で、全体に色あせが見られるなど、経年による劣化が進んでいる様子が確認できます。

金属屋根は、表面に施されている塗装が著しく劣化すると、サビが発生しやすくなり、場合によっては穴あきや強度低下を引き起こすこともあるので、注意が必要です。

屋根の中央には太陽光パネルが設置してあり、その周囲に鳥の糞が大量に落ちて著しく外観を損ねています。

これが、お客様を悩ませていた鳥害の一部です。

ちなみに、鳥の糞は、酸性成分が含まれていることから、金属屋根に落とされたまま長期間放置すると、塗膜の劣化や金属の腐食を引き起こすことがあります。

そうなると、穴があいて雨漏りにつながるケースもあるので、そうなる前に適切な対策を講じていくことが重要です。

鳩の巣は、太陽光パネルの下につくられているようです。

太陽光パネル下の空間は、雨風をしのぎやすく、外敵が近づきにくいことから、鳥が巣をつくることがよくあります。

住宅の屋根に鳥の巣がつくられると、糞被害だけでなく、鳴き声による騒音、そして巣材が流れ出て雨樋を詰まらせてしまうといったさまざまなリスクにつながります。

また、太陽光パネルの上に大量の糞が落とされると、発電量の低下につながることも珍しくありません。

そのため、屋根や太陽光パネルの周囲に鳥の巣がある場合は、早期に専門業者へ相談し、対策を検討していくことが重要です。

今回行った屋根の無料点検では、太陽光パネル下につくられた鳩が巣の影響でさまざまな被害を受けていることや金属屋根の劣化による色あせなどが確認できました。

これら状況を受け、太陽光パネルをいったん取り外して鳩の巣を処分し、ステンレス製の防鳥ネットを設置する鳥の巣対策を行っていくことが決定しています。

また、太陽光パネルを取り外す機会はめったにないので、劣化が進んでいた金属屋根の塗り替えも併せて行うことを提案したところ、屋根塗装工事についてもご依頼いただけることになりました。

なお、次回のブログでは、今回の続きとなる外壁への点検について、その様子をご紹介したいと思います。