波板を取り付ける際、留め金具で固定する前に穴を開けます。
なぜかと言うと・・・波板が気温の変化によって伸びたり縮んだりする性質に対応するためです。
気温が上がると波板は少し大きくなり、気温が下がると少し小さくなります。
もし、先に穴を開けずに金具で直接固定してしまうと、波板が伸び縮みしようとした時に、金具が邪魔をして動けなくなってしまいます。
その結果、金具の周りに無理な力がかかり、波板にヒビが入ったり、割れてしまう危険性があります。
あらかじめ適切な大きさの穴を開けておくことで、金具と波板の間に少しの余裕ができます。
この余裕があるおかげで、波板は温度が変わっても無理なく伸び縮みすることができ、破損を防ぐことができるのです。
つまり、穴あけは、波板を長持ちさせるためにとても大切な作業なのです。
さ、留め金具でしっかりと固定して作業を進めましょう♬