今回も広島市東区の屋根・外壁遮熱塗装工事の現場からレポートいたします。
外壁塗装も終盤になり2回目の上塗り塗装も順調に進んできました。
それが終わると、付帯工事といって窓の上にある小庇の塗装にかかっていきます。
どのような錆止め材を使っているのか製品紹介もありますので最後までご覧ください。

●軒裏の塗装

この画像は屋根の軒裏の塗装の様子です。
外壁と同じように軒裏も同色で塗られています。

ここで少し、軒裏について解説しましょう。
軒裏は軒天とも呼ばれていて、外壁を雨風から守る傘のような役割を果たします。

屋根の裏部分をガードしていることで、湿気や強風から家を守っています。

もう一つの役割は、延焼防止です。

万が一火災が起きた時に、軒裏がないと室内から火が屋根へと燃え移ります。

それを防ぐために軒裏があるのです。

そんな大切な役割を果たしてくれる軒天も、塗装で劣化を防がないと長い年月を維持することはできません。

そのため、軒裏も素材を保護するために塗装は欠かせないのです。

●小庇錆止め・錆止め材

窓の上にある小庇の錆が発生している部分に、錆止め材を塗布しました。

小庇は素材が板金のため、経年劣化でどうしても錆が浮いてきます。

今回の外壁塗装を行う上での付帯工事として、長持ちするように錆止め材を塗布した後に塗装を行います。

一方右側の画像が錆止め材です。

関西ペイントのスーパーザウルスIIを今回は採用いたしました。

この錆止め材は、優れた防食性があり、亜鉛メッキやアルミニウム、コンクリートなどの各種素材に対して優れた付着性を発揮するとともに各種旧塗膜との密着性に優れています。

つまり、金属などの板金素材に対して良く密着し、サビに強い塗料ということです。

●小庇仕上げ塗装

錆止めを塗装した後、外壁と同系色のベージュ色を塗装しました。

これで当面の間は、小庇も錆が発生することもなく板金を長持ちさせることができるでしょう。

この小庇の塗装でほぼ全ての塗装が完成しました。

この後、塗装の不具合が起きていないか入念に点検作業に入ります。