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広島市東区で老朽化した神社の屋根の軒天補修！軒天の合板張替と垂木の塗装を施工。
更新日：2024年9月5日
歴史ある神社の建造物のため、老朽化によって軒天の合板の傷みが激しく
ひび割れていたり、剥がれかけている箇所がありました。
【軒天の老朽化による影響】軒天が老朽化して傷みが生じると、
雨漏りや
鳥獣被害などさまざまな問題が引き起こされる可能性があります。
老朽化した軒天は雨水がしみ込みやすくなり、その結果、
建物内部に水漏れが発生するおそれがあります。
また、小動物が傷んだ軒天を利用して巣を作ることもあり、これによって建物や周辺環境に損害を与える可能性があります。
今回、張替を行うのは
合板と呼ばれる部材になります。
築年数が経っている建物の軒天に使われることが多い材料が、
合板・ベニヤ板（化粧合板）と呼ばれる木材になります。
耐久性や耐火性、耐水性に難があるため、現在では使われることは少なくなっています。
今回は、
ケイカル板（ケイ酸カルシウム板）と呼ばれる材料に張替を行います。
新しい部材については後ほどご紹介しますね(^^♪
また、
垂木（たるき）の塗装も行います。屋根の勾配に沿って取り付けられる木材で、
屋根を支える役割を果たします。
足場を設置し、養生をしたら塗装作業に入ります。
塗料には、木材防腐・防カビ・防虫剤を配合した屋外用の塗料、
「キシラデコール」を使用しています。
塗装に入る前には
ケレンという作業を行っています。
【ケレンとは？】
屋根や外壁の塗装をする前に下地の表面をきれいにする作業です。
塗装面や処理面の表面を綺麗にして、塗料や防腐剤がしっかりと密着できるようにします。
２枚目の写真は、塗装前と塗装後の垂木の状態です。
塗装前の垂木にはシミや変色が見られましたが、塗装をして美しく仕上がりました！
新しい木材、ケイカル板（ケイ酸カルシウム板）とは？
軒天補修には、
塗装・重ね張り（カバー工法）・張り替えと大きく分けて３つあります。
塗装：軒天の傷みが軽度で、表面の防水機能が落ちている場合にのみ行う
重ね張り：下地の木材が重ね張りをしても耐えられる強度がある場合に行う
張り替え：下地が腐食等を起こし、重ね張りに耐えられないと判断した場合に行う
今回は、下地に腐食等は見られなかったため、下地は既存のものを使用し、軒天材を新しいものに張り替えました！
新しい軒天として、
ケイカル板と呼ばれる材料を使用しています。
ケイカル板はケイ酸カルシウム板の略称で、耐火性・耐水性・耐熱性に優れています。
不燃材料として、国土交通大臣の認定を受けている防火材料になります。
張り替えが終わったら、塗装をして工事完了になります！屋根の上と違ってご自身でも確認できる場所であるため劣化や不具合にも気づきやすい軒天。
軒天の健康状態について
「雨染み」や「黒ずみ」「剥がれ」など、
気になる点がございましたら街の屋根やさん広島中央店にお気軽にご相談ください。
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