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東松島市矢本の法人様テナントが雨漏りするとのことで調査に行ってきました
更新日：2024年7月23日
宮城県東松島市矢本のテナント内で雨漏りがするとのことで調査に行ってきました
こんにちわ
街の屋根やさん仙台店でございます。
先日、テナント管理会社様より宮城県東松島市矢本のテナント内部の天井から雨漏りしているので屋根を確認してほしいとのご依頼がありました。
入居中のテナントとのことですぐに現場に向かいました。
幸い現場到着時は雨漏り等はしていなかったので安心しました。
早速、屋根の状況を確認していきます。
雨漏りの場合は何点かチェックすべきポイントがあります。
1・屋根本体に痛んでいる箇所（さび、穴）はないか？
2・板金の継ぎ目は問題ないか？
3・コーキング処理は問題ないか？
4・雨樋にゴミなどは詰まっていないか？
これらを点検することで原因が判明していきます。
1・屋根本体にさび、穴は確認できませんでした。
2・3・4と問題はなさそうですね。
もう一度、全体を見渡します。
。。。屋根の雨水の大半がここに集まることに気付きました。
弊社の経験より雨天時に一斉に集まった雨水が既存雨樋では排水しきれづ軒樋から内部へ流入（オーバーフロー）したことが雨漏りの原因であると判断しました。
オーバーフロー：雨水が適切に排水されずに雨樋から溢れ出す現象
雨樋オーバーフローの要因は集水器への落ち葉等の詰まり。もう一つが昨今話題にもあがる、降水線上帯などが考えられます。
対策として排水口の増設をご提案させて頂きましたが、施設の関係上増設は難しいとのことでした。改めて、既存雨樋の撤去後より多きい雨樋の取付をご提案させて頂きました。
再度、オーバーフローをした時の不測の事態も想定し屋根の嵩上げ工事も同時にご提案させて頂きました。
集水器：建物の屋根に降った雨水を効率よく集め、雨樋を通して排水する装置
最後に排水された雨水が冠水の原因とならないように浸透桝の新設もご提案させて頂きました。
浸透桝：雨水を地下に浸透させる為の装置
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