岩沼市で玄関屋根に取り付けている軒樋から雨水が溢れてしまう問題を直しに行きました。屋根が傾いたことが原因となり軒樋内に入った雨水が正常に排水できない状態となっていました。軒樋の勾配を調整しなおして改善することができたのでご紹介します。

軒樋の状態を見てみます

不具合のある現在の軒樋の様子となります。一見何の問題もないかと思いますが右側の方から雨水が溢れ出てきてしまうこととなっています。地震の影響か経年によるものなのかは判断出来かねますが玄関上の屋根が傾いているようです。そのため本来は竪樋のある左側へ雨水が流れていかなければならないのですが傾いたことが原因で反対の右側へ流れていってしまいます。そのため行き場をなくした雨水が右側からダラダラと溢れ出てきてしまうといった状態です。屋根の傾きを直すとなれば大掛かりな工事となり費用もかかってしまいます。お客様も方からもそこまでのことはしなくていいから、なんとかしてもらえないかとのご要望でしたので軒樋の勾配を再調整してみることとしました。

勾配調整後

軒樋を支えている吊り金具を外して新しいものを打ちなおし軒樋も新しいものへ交換しました。見た目は左側へすごい傾いているように見えますがこれで水平に近い角度となっています。水を流せるだけの勾配はとっていますが念のため散水をして水が流れるか確認して問題がないようなので工事は完了です。このぐらいの部分的な補修工事なら短時間で直すこともできますので屋根・雨樋のお困りがあればご相談ください。