西宮市では例年そこまで多雪地域ではないものの、数年に一度の大雪で雨樋の破損・落雪事故が発生しやすいのが特徴です。

前回の記事では、👇
《西宮市｜雪止め瓦とは？後付けも可能｜雪による雨樋破損や落雪被害を防ぐ屋根対策》
をお伝えしました。

屋根についてブログで情報発信をしていると、
「雪止め瓦ってつけたほうがいいの？後付けできる？」という疑問をお持ちの方が多いと感じます。

普段は気にしない部分だからこそ必要性や効果が分かりにくく、
つけるべきかどうか判断しづらいですよね。

そこで今回は、雪による雨樋の破損や落雪の危険を防ぐ“雪止め瓦”について、
仕組み・必要なケース・後付けの可否・最適な設置方法を分かりやすく解説します(^^)/

雪止め瓦と雪止め金具の基本的な違い

メリット・デメリット比較

■ 雪止め瓦

メリット

• 瓦のデザインを損ないにくい

• 耐久性が高い

• 屋根全体に馴染む
  
  

デメリット

• 瓦屋根以外には使えない

• 後付けができない場合がある
  
  

■ 雪止め金具

メリット

• スレート・金属屋根など幅広く対応

• 後付けしやすい

• 設置コストを抑えやすい
  
  

デメリット

• 金具が目に見える場合がある

• 屋根の種類により設置位置・強度の調整が必要

目的別おすすめの選び方

つまりまとめると——
✔ 瓦屋根なら雪止め瓦が自然で美しい
✔ スレート・金属屋根なら雪止め金具が現実的で最適

注意したい失敗例

同じ金具でも屋根材ごとに形状や固定方法が違うため、
「ネットで買った雪止め金具をDIYで後付けしたら雨漏りした」
というケースが少なくありません…。

また、雪止めの設置が少なすぎると逆に雪が一点に集中して屋根材が割れることも。

➡ つまり “ただ付ければ良い” ではなくバランスが重要 です。

まとめ

雪止め瓦・雪止め金具のどちらも優れていますが、
屋根材・傾斜・雪の量・雨樋の位置などによって最適解は変わります。

「うちの場合はどっち？」と迷ったら、
現地調査で屋根の状態を確認 → 最適な対策をご提案 いたします。

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