市川町の皆様へ！中古物件購入後の雨漏り診断とその対策について
更新日：2025年7月9日
このケースは、築30年以上の2階建て木造住宅です(^^)/
屋根は瓦葺き、外壁はモルタル仕上げという典型的な日本の住宅スタイルですね。
お客様は、「雨漏りがないことが条件」としてこの物件を購入されたのですが、引っ越し前に掃除をしている際に、1階の押入れ内部が濡れているのを発見されました。
その日、ちょうど雨が降っていたため、雨漏りが原因と考えられましたが、前のオーナーからは「水をこぼしただけ」と説明され、不安が残ったようです。
その後、不動産業者さんを通じて屋根の専門業者を呼んで診断を依頼しましたが、その業者は雨漏りの原因を特定できなかったそうですね！
そこで、インターネットで専門業者である街の屋根やさん神戸西店に相談が寄せられ、私たちが現地診断を行うこととなりました。
診断当日は、天候は晴れでしたが、押入れ内部の木材にはしっかりと湿り気が残っていました(^^)/
水をこぼしたとは考えにくい状況で、明らかに雨漏りの痕跡といえるものでしたよ！
このように、湿った木材を確認した時点で、雨漏りの可能性が非常に高いと判断しました。
次に、押入れの真上にある大屋根に原因があるのではないかと考えました。
外壁からの雨漏りは考えにくいため、雨水が屋根の上から侵入した可能性が高いと予測し、屋根の状態を詳しく確認することにしましたよ(^^)/
瓦屋根に登り、雨漏りしている場所を正確に計測しました(^^)/
雨漏りの原因を特定するためには、範囲を広げて診断を行うことが大切です。
場所が特定できたところで、瓦を一部撤去し、屋根の内部の状態を確認しました。
瓦屋根を撤去すると、少量の土と破片が落ち、下に黒い防水シートが現れました(^^)/
注目すべきは、その防水シートに破れがあったことです。
防水シートは、瓦の隙間から侵入した雨水を遮断する重要な役割を持っていますが、破れているとその機能を果たせず、雨漏りの原因になりますね！
この屋根は30年以上前に施工されており、過去の地震などによる影響で隙間が多くなっていました。
吹き降りの雨などが瓦の隙間から入り込み、破れた防水シートを通じて雨漏りが発生している状況でしたね！
築年数の古い物件では、このような防水シートの劣化に注目することが大切ですよ(^^)/
調査を進めると、瓦の一部が割れていることが判明しました(^^)/
この割れた瓦も雨漏りの原因となっていました。これにより、1階押入れの雨漏りは大屋根の瓦屋根が原因であると確定しましたね。
雨漏りを確実に直すためには、防水シートを新しいものに貼り替える必要があります(^^)/
応急処置としては、棟瓦の積み替えや割れた瓦の差し替えが有効な場合もありますが、根本的な解決には至りません。
最も効果的な方法は、屋根の葺き替え工事です。
雨漏りが発生している面を葺き替え、しっかりと防水シートを貼り替えることで、今後の雨漏りを防ぐことができますよ！
最後までご覧いただき、ありがとうございました！それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/街の屋根屋さん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。今日も１日お疲れ様でした！！
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