神戸市北区で瓦屋根から雨漏り発生！原因は構造上の問題か？！
更新日：2023年5月23日
築年数30年の2階建て木造住宅なのですが、先日の雨で1階の部屋に雨漏りが始まったということで、原因調査のご相談を頂いております！
なぜ瓦屋根から雨漏りしているのか？原因を特定して解決方法をご提案していきますよ。
雨漏りに関する調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、お気軽にご相談くださいね！
雨漏りの影響で外壁から1mくらい入った場所の天井クロスが剥がれかけている状態でしたね(>_<)
電気の付近ということもあり、漏電の危険性も考えられます。瓦屋根がどのようになっているのか確認していきましょう。
場所的にも雨漏りの原因はほぼ確実に瓦屋根にありそうですが、どのようになっているのか梯子を掛けて屋根上を点検していきましょう(^_^)/
雨漏りの原因を正確に調査するには屋根の上に上がる必要がありますので、ご了承ください。
陶器瓦と呼ばれる一般的な屋根材なのですが、特に外傷もなく良好な状態でした！
稀に雨漏りの原因となる壁際の漆喰も、過去に打ち替え修理を行っているようでキレイな状態でしたね。
瓦屋根を数枚剥がし防水シートの状態を確認したのですが、土が濡れている様子もなく、防水シートが破れている状態も確認できませんでした(>_<)
なぜ、雨漏りしているのかもっと詳しく点検していきましょう。
この部分ですが、雨樋の固定金具の根元より錆汁が垂れていますよね？
他の部分はキレイなのですが、この部分だけ錆汁が垂れているのはおかしいですよ。
気になったので、この真上の瓦屋根を剥がして中を確認したところ、、、
雨が降ったのは2日前にもかかわらず屋根の下地が濡れているということは、今でも雨水が内部に溜まっているものと考えられます。
これで瓦屋根から雨漏りしている原因がはっきりとわかりましたので、ご説明しましょう！！
・瓦屋根はどうしても隙間から雨が内部へ侵入する
・侵入した雨水は防水シートの上を伝い軒先へ流れていく
・軒先に達した雨水がモルタル製の破風板で塞き止められる
・塞き止められた雨水が軒天内部に溜まり室内へ雨漏りする
この様な感じで構造に問題があり、室内へ雨漏りしていたと断言できます！
【解決方法】
・瓦屋根と土を撤去する
・屋根下地をかさ上げして防水シートを破風板よりも上に貼り伸ばす
・撤去した瓦屋根を復旧する
これで、構造的に問題のある雨漏りを解決することが出来ます！
信じられないかもしれませんが、この様な構造になっているお家は意外と多いので、皆さんも参考にしてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/街の屋根屋さん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。今日も１日お疲れ様でした！！
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