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左京区の約40年前の釉薬瓦屋根についての現地調査結果
更新日:2023年3月28日
左京区で
釉薬瓦屋根の現地調査を行いました、建築年数は約40年、一度も屋根瓦は取り替えておらず、10年ほど前に棟下の
メンドしっくいを塗り替えただけとの事、長い年数が経っているので何もないわけはない、詳しく調べてきました。
ドローンを使用した屋根調査は、屋根上に上がらずに全景を把握することができます。上空からの視点で、屋根の状態を詳しく把握することができ、瓦のズレや割れ、棟の劣化などを発見することができます。 特に長い年数が経っている瓦屋根の場合、人が乗って歩くだけで瓦のズレや破損するリスクがありますのでまずはドローンで調査をして必要ならばハシゴを架けて屋根に上がり目視確認の調査をします。
屋根の一番高い部分の棟の瓦(のし瓦)が破損しています、棟下のメンドしっくいも剥がれてしまい土が露出しています、乾燥した土に水が触れるとスポンジのように水を吸い込み雨漏りの原因になりやすいので早急にしっくい補修が必要です
次に釉薬瓦の破損状況について説明します。
凍割れとは、陶器や瓦などが冬場の凍結によって破裂する現象のことを指します。釉薬瓦は、表面に釉薬をかけた瓦のことを指します。
凍割れ(いてわれ)が釉薬瓦に生じる原因としては、以下のようなものが挙げられます。
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釉薬の密度が低い場合:釉薬の密度が低いと、水分が侵入しやすくなります。そのため、凍結によって水分が膨張すると、釉薬の表面が割れることがあります。
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焼成温度が低い場合:焼成温度が低いと、陶器や瓦が十分に硬化せず、強度が低くなることがあります。そのため、凍結によって瓦が破裂することがあります。
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素材の品質が低い場合:素材の品質が低いと、陶器や瓦が不均一な密度や硬度を持ち、凍結によって割れやすくなることがあります。
以上の理由が破損理由として考えられます。
棟の破損部の裏側も同じような状態です。
こうなると、破損してる瓦の交換、しっくい部分補修だけでは治りきらないので、一度棟を解体して棟を積み直す必要があります。
屋根瓦の寿命は、地域や環境によって異なりますが、定期的なメンテナンスが必要です。屋根現地調査を行い、必要な修理や交換を行うことで、安心して暮らせる住まいを守ることができます。
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