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左京区で玄関屋根の庇が傾き危険!街の屋根やさん京都南店が調査・修理で安心のお住まいへ
更新日:2024年4月26日
京都市左京区にお住まいのK様から、玄関屋根の庇が傾き、雨漏りの危険があるとのご依頼をいただきました。K様は、最近雨の日になると玄関付近に雨漏りが発生していることに気づき、不安を感じていたとのことです。街の屋根やさん京都南店は、K様のご自宅に現地調査を行い、屋根の状態を詳しく確認しました。
釉薬瓦葺きの庇が傾く危険!早急な対応が求められる理由
玄関屋根の庇調査に伺いました。調査の結果、釉薬瓦葺きの庇が相当傾いていることが判明しました。傾きの角度は正確には計測できませんでしたが、目視で確認できるほど大きく、非常に危険な状態でした。
釉薬瓦は、陶磁器のような表面仕上げが施された瓦です。耐久性や耐火性に優れている一方で、重量が重く、地震や強風などの影響を受けやすいという面があります。今回のケースでは、原因ははっきりとは特定できませんでしたが、以下の要因が考えられます。
- 経年劣化による瓦の劣化:長年の風雨による瓦の劣化は、重みによる負担をさらに増加させ、庇の傾斜を加速させます。
- 地震や強風による被害:地震や強風によって、庇の骨組みが歪んだり、瓦がズレたりすることがあります。
- 雨漏りによる腐食:雨漏りによって、庇の骨組みが腐食し、強度が低下することがあります。
いずれの原因も、庇の倒壊リスクを高めます。庇が倒壊すると、以下のような被害が発生する可能性があります。
- ケガや死亡の危険:庇の下に人がいる場合、倒壊によって重傷を負ったり、死亡したりする可能性があります。
- 建物の被害:庇が建物にぶつかったり、倒壊した瓦が窓ガラスなどを破損したりする可能性があります。
- 周辺住民への被害:庇が道路や歩道に倒壊すると、周辺住民に危害を加える可能性があります。
傾いてしまった庇の構造体を確認します。調査の結果、梁が建物の外壁から出ていますが、斜めに傾いていることが判明しました。
釉薬瓦葺きの庇が傾いていた原因を探るため、庇の構造体を調査しました。調査方法は以下の通りです。
- 目視による確認:まず、庇全体を目視で確認し、どのような状態になっているのかを把握します。
- 触診による確認:次に、庇を触診し、梁や柱などの状態を確認します。
- 打診による確認:ハンマーなどの工具を使って、梁や柱などを叩き、内部の状態を確認します。
- 器具による測定:必要に応じて、レーザーレベルやメジャーなどの器具を使って、梁や柱の傾きを測定します。
今回の調査では、以下のことが確認されました。
- 梁が建物の外壁から出ている:本来、梁は建物の外壁から出ているものではありません。これは、後から取り付けられた梁である可能性があります。
- 梁が斜めに傾いている:梁が斜めに傾いているということは、何らかの力が加わっていることを示しています。
これらのことから、以下の原因が考えられます。
- 地震や強風による被害:地震や強風によって、梁が歪んだり、柱が傾いたりすることがあります。
- 経年劣化による梁の腐食:長年の風雨による梁の腐食は、強度を低下させ、傾斜を加速させる可能性があります。
- 施工不良:梁の取り付け時に施工不良があった場合、傾斜が発生する可能性があります。
玄関庇を支える柱の根元が腐っていました。これも庇の傾きの原因の一つかもしれません。
釉薬瓦葺きの庇が傾いていた原因を探るため、柱の根元も調査しました。調査方法は以下の通りです。
- 目視による確認:まず、柱の根元を目視で確認し、どのような状態になっているのかを把握します。
- 触診による確認:次に、柱の根元を触診し、腐食の程度を確認します。
- 打診による確認:ハンマーなどの工具を使って、柱の根元を叩き、内部の状態を確認します。
- 器具による測定:必要に応じて、水分計などの器具を使って、柱の根元の水分量を測定します。
今回の調査では、柱の根元が腐食していることが確認されました。腐食の程度は軽度でしたが、放置すると強度が低下し、庇が倒壊するリスクが高まります。
柱の根元が腐食する原因はいくつか考えられますが、主に以下の点が挙げられます。
- 雨水の浸食:雨水が柱の根元に染み込むと、木材が腐食しやすくなります。
- 地盤沈下:地盤が沈下すると、柱に負担がかかり、腐食が促進されます。
- シロアリなどの害虫被害:シロアリなどの害虫が柱を食い荒らすと、腐食が進行します。
釉薬瓦葺き庇の改修方法:2つの選択肢
釉薬瓦葺きの庇が傾いていたK様邸。調査の結果、梁や柱の腐食、構造的な問題が原因であることが判明しました。そこで、K様にご提案したのが以下の2つの改修方法です。
1. 傾いた庇のジャッキアップと柱の入れ替え
- 概要: 下がっている部分をジャッキアップし、根腐れしている柱を入れ替えることで、庇の高さを水平に戻します。
- メリット: 既存の釉薬瓦葺き庇を活かせるため、景観を損なうことなく改修できます。また、費用を抑えることも可能です。
- デメリット: ジャッキアップ作業が複雑で、技術力が必要となります。また、柱の腐食が進行している場合は、根本的な解決にはならない可能性があります。
2. 庇の解体・撤去とアルミ庇への取り替え
- 概要: 傾いた庇を解体・撤去し、軽量で耐候性の高いアルミ庇に取り替えます。
- メリット: 軽量なアルミ庇を使用することで、建物の負担を軽減できます。また、耐候性に優れているため、長持ちします。
- デメリット: 既存の釉薬瓦葺き庇を撤去するため、景観が変わってしまう可能性があります。また、費用が比較的高くなります。
どちらの改修方法を選ぶべきか
K様邸の場合は、以下の点を考慮し、2番目の「庇の解体・撤去とアルミ庇への取り替え」をおすすめしました。
- 梁や柱の腐食が進行している:ジャッキアップで一時的に水平に戻しても、根本的な解決にはならない可能性があります。
- 景観よりも安全性を重視する:軽量なアルミ庇を使用することで、建物の負担を軽減し、安全性を高めることができます。
- 費用よりも耐久性を重視する:アルミ庇は耐候性に優れているため、長持ちし、ランニングコストを抑えることができます。
お客様のご要望に合わせて最適な改修方法を提案
街の屋根やさん京都南店では、お客様のご要望やご予算に合わせて、最適な改修方法を提案します。釉薬瓦葺き庇の改修でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yanekoji-kyoto@shoei-works.com
Kチーム株式会社
〒610-0116
京都府城陽市奈島十六71


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