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水戸市 厚型セメント瓦の塗装前に雨漏り下地を修繕|釘抜け部も再打設
更新日:2026年9月3日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
水戸市で、厚型セメント瓦屋根の塗装工事を行いました。今回ご紹介したいのは、塗料を塗る工程そのものではなく、その前に行った屋根の修繕です。
現地では軒天に穴があいており、調査を進めると、その上の屋根下地が雨水の影響で腐食していることが分かりました。
この状態のまま屋根をきれいに塗装しても、雨漏りの原因は残ったままです。
そこで、傷んだ範囲の瓦を一度外し、野地板を補修したうえで新しい防水紙と瓦桟を施工し、既存瓦を戻す葺き直しを行いました。
また、屋根全体を確認すると瓦を留める釘の浮きも複数見られたため、一つずつ再打設してから塗装工程へ進んでいます。
屋根塗装は、色をきれいにするだけの工事ではありません。今ある
屋根の状態を確認し、必要な修理を済ませてから仕上げることが大切です
(๑•̀ - •́)و✧
水戸市の屋根には、
厚型セメント瓦が使用されていました。
厚型セメント瓦は塗装メンテナンスができる屋根材ですが、高圧洗浄をして塗料を塗れば終わり、というわけではありません。
塗装前に行う確認とは?
・瓦の割れや欠け
・瓦のずれ
・釘や固定部の浮き
・棟まわりの状態
・雨漏りにつながる傷み
・軒天や室内側に出ている異常
きれいな仕上がりだけでなく、屋根としてきちんと機能しているかを確認することが、塗装前の大切な工程です(*^^)v
今回気になったのが、軒天にあいていた穴です。軒天は屋根の裏側にあたる部分なので、ここに腐食や穴がある場合、その上から雨水が回っている可能性があります。
表面の瓦だけを見て塗装を進めるのではなく、なぜ軒天が傷んだのかを確認したところ、
屋根下地まで漏水の影響を受けていることが分かりました。
屋根塗装には、瓦表面を保護し、美観や撥水性を回復させる役割があります。
しかし、傷んだ野地板や防水紙そのものを直す工事ではありません。
雨漏りの原因が残ったまま表面だけをきれいにしても、水の入口はなくなりません。せっかく塗装しても、その後に雨漏りが続いてしまえば、お客様にとって残念な結果になってしまいます。
そのため、塗装より先に雨漏り部分の修繕を行いました。
雨水の影響を受けた下地を直すため、まず該当箇所の瓦を必要な範囲まで取り外しました。
瓦屋根は一枚一枚を重ねて施工しているため、下地を確認したり補修したりするには、表面の瓦を一時撤去する必要があります。既存瓦は再使用できるものを丁寧に外し、復旧できるよう保管しながら作業を進めました。
瓦を外した下には、屋根を支える野地板がありますが、
漏水によって傷んでいた部分を必要な範囲で補修しました。
屋根は表面の瓦だけで成り立っているわけではありません。
野地板、防水紙、瓦桟、瓦が重なって、ひとつの屋根として建物を守っています
(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
野地板を補修したあとは、新しい
防水紙を敷設しました。瓦は雨の大部分を外へ流しますが、強い風雨などでは瓦の下へ水が回ることがあります。その水を受け止め、建物内部へ入れないよう守るのが防水紙です。
屋根修繕では、見える瓦だけでなく、この二次防水をきちんと整えることが重要です。
防水紙の上には、瓦を引っ掛けて固定するための
瓦桟を取り付けました。瓦桟も、完成すると瓦の下に隠れてしまう下地材です。ですが、瓦の位置を揃え、安定して屋根面に固定するためには欠かせません。
防水紙を傷めないよう施工位置を確認しながら、既存屋根の割付に合わせて設置しました。
下地、防水紙、瓦桟を整えたあとは、取り外しておいた既存瓦を元の位置へ戻しました。
こうした工事を
「葺き直し」と呼びます。
瓦自体がまだ使用できる場合は、表面材を再利用しながら、傷んだ下地だけを直せることがあります。今回は、雨漏りしていた部分を下地から整え、再び瓦屋根として復旧しました。
塗装前にここまで確認しておくことで、表面だけをきれいにするのではなく、
屋根としての不安を減らしてから仕上げへ進むことができます。
雨漏り部分の修繕だけでなく、塗装前には屋根全体も確認しました。
すると、瓦を留める釘が浮いている箇所が複数見つかりました。
厚型セメント瓦では、施工時に釘で固定されている部分があります。年月が経つと、下地の動きや風の影響などで、少しずつ釘が浮いてくることがあります。
釘が浮いたままでは、瓦の固定力が弱くなり、強風時のずれや浮きにつながる可能性もあります
(>_<。)確認できた釘浮きは、そのままにせず一つずつ再打設しました。
他の現場を調査していると、釘が浮いた状態のまま上から塗装されている屋根を見ることもあります。
もちろん、過去の工事内容にはそれぞれ事情があるため一概には言えません。ただ、私たちは
塗装後に見えにくくなる箇所ほど、施工前に確認しておきたいと考えています。
塗装は屋根材表面を保護する工事で、修理は傷んだ部分を直す工事です。
雨漏りや釘浮きを整えてから塗装することで、費用を無駄にしにくくなります。
雨漏りしていた下地の補修、瓦の葺き直し、釘浮きの再打設までを終え、ようやく塗装工程へ進める状態になりました。
仕上がってしまえば、今回直した野地板や防水紙、再打設した釘の多くは目立たなくなります。しかし、屋根を長く使うためには、塗装の色艶以上にこうした事前の確認と修繕が大切です。
私たちは塗装専門店ではなく、普段から雨漏り修理や瓦工事、葺き替えなど屋根そのものを扱っています。
そのため、塗装前でも
「ここは塗るだけでは直らない」「ここは下地を触った方がよい」という箇所があれば、先に修繕するようにしています。
特別なことをしているというより、屋根を任せていただいた以上、必要なところを直してから仕上げる。それが自然な順番だと考えています。
塗装が終われば、屋根はきれいになります。でも、私たちが一番気になるのは、きれいに仕上がった屋根の内側で
雨漏りの原因が残っていないか、瓦がきちんと固定されているかということです。
屋根を大切にしたいという気持ちは、そんな見えなくなる工程にこそ表れるのだと思っています。
水戸市で、厚型セメント瓦屋根の塗装前に必要な修繕を行いました。
軒天の穴をきっかけに屋根を確認したところ、雨水の影響で野地板まで傷んでいることが分かりました。そのまま塗装しても雨漏りは直らないため、該当箇所の瓦を一度取り外し、野地板を補修。新しい防水紙と瓦桟を施工し、既存瓦を戻す葺き直しを行いました。
あわせて、屋根全体で確認された瓦の釘浮きも一つずつ再打設しています。
屋根塗装は、美観や表面保護に有効なメンテナンスですが、雨漏りや下地の傷み、固定不良まで塗料で直せるわけではありません。塗装をご検討中の方は、見た目だけでなく、雨漏りや下地の状態まで確認してもらえる業者へ相談しておくと安心です(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
塗装だけで雨漏りが直るとは限りません。塗装は屋根材の表面を保護する工事のため、野地板や防水紙の傷みがある場合は、原因を確認したうえで別途修繕が必要です。
状態によっては塗装できます。ただし、瓦の割れやずれ、釘浮き、下地の腐食がある場合は、先に補修してから塗装へ進むことが大切です。
おすすめできません。釘が浮いたままだと瓦の固定力が弱くなり、強風時のずれや浮きにつながることがあります。塗装前に確認し、必要な箇所は再打設しておくと安心です。
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