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常陸大宮市 矩勾配パミール屋根をカバー工法|施工前の重要な下準備
更新日:2026年7月6日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
前回の調査では、矩勾配(かねこうばい=45度以上の傾斜)のパミール屋根に層間剥離や脱落が見られ、屋根足場を含めた安全な工事をご提案しました。
今回はその続きとして、工事が始まるまでの下準備をお届けします。
屋根カバー工法は、新しい屋根材を施工する工程に目が向きがちですが、その前段階にも屋根を長持ちさせるための大切な作業があります。
こちらの記事では、傾斜がきついパミール屋根に対して、安全な足場環境を整え、防水紙を施工するまでの下準備工程をご紹介します( ´͈ ᵕ `͈ )
足場を設置する前に、まず
テラス屋根のパネルを一時的に撤去しました。
一見すると屋根工事とは関係がないように思えるかもしれませんが、こちらのお住まいでは、テラスが外壁から外側へ張り出す形で設置されていました。
そのままの状態では足場の柱を立てる位置や作業スペースが確保しにくく、安全に足場を組むことができません。
先にテラスパネルを取り外し、足場材を設置できる状態へ整えてから、本格的な屋根工事へ進めています。
特に今回の屋根は矩勾配のため、屋根面で安全に作業するにはしっかりした足場環境が欠かせません。
テラスパネルの撤去は、屋根そのものを直す作業ではありませんが、職人が安全に動ける環境をつくるための大切な準備工程でした。
工事が終わり、足場を解体した後に再度取り付けるため、パネルは傷が付かないように他の場所で保管します。
調査時には、脱落した屋根材が天窓に引っかかっていました。
その屋根材をコーキング材で固定し、防水紙を敷設できる状態へ整えます。
「コーキングで直るの?」と思われるかもしれませんが、これはあくまでも
施工中の安全性や下地を整えるための処置です。
このあと屋根全体を新しい防水紙と屋根材で覆うため、今回の補修だけで工事を終えるわけではありません。
一つひとつの工程には、それぞれ役割があります
(๑•̀ - •́)و✧
※カバー工事前に洗浄を行ったスレート屋根(他現場写真)※
一般的な屋根カバー工事では、防水紙を施工する前に屋根を洗浄することもあります。
しかし、今回の屋根材はパミールです。パミールは層間剥離によって表面が何層にもめくれてしまう特徴があり、強い刺激を与えると、さらに傷みが進んでしまう場合があります。
だからといって、そのまま工事を進めるわけではありません。
私たちは屋根材の状態を見ながら、その屋根に合った方法を選びます。
工法には決まった流れがありますが、すべての現場が同じではありません。
屋根の状態に合わせて工程を組み立てることも、屋根専門店として大切にしている考え方です。
下準備が整った後は、
粘着型防水紙を敷設していきます。
同時に棟板金や屋根面の凹凸となる部材も撤去。
新しい屋根材がきれいに納まるよう、一つずつ整えていきました。
パミールは屋根材そのものの傷みが進んでいましたが、
防水紙を新しく敷設することで、建物を守る防水層を一新できます。
完成すると見えなくなる部分ですが、私たちは新しい屋根材と同じくらい、この工程を大切にしています。
見えないところまで丁寧に施工することが、これから先の安心につながると考えているからです
( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
屋根カバー工法は、「新しい屋根を被せるだけ」と思われることがあります。
しかし実際には、
・足場前の準備・脱落屋根材の補修・防水紙施工・棟板金撤去など、細かな工程を積み重ねて初めて次の施工へ進めます。
特に矩勾配の屋根では、安全性も品質の一部です。だからこそ、一つひとつの作業を省略せず丁寧に進めました。
常陸大宮市の現場では、屋根カバー工法に入る前の下準備をご紹介しました。
足場設置前のテラスパネル撤去から始まり、脱落したパミール屋根材の補修、防水紙の敷設、棟板金の撤去まで、一つずつ工程を進めています。
完成後は新しい屋根材が目を引きますが、その下でどれだけ丁寧に準備したかが、長く安心できる屋根づくりにつながります。そうした見えない工程まで大切にしていることが、今回の工事でもよく表れていました。
次回はいよいよ、新しい屋根材を施工していく様子をご紹介しますね!
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パミールは、表面の色あせだけでなく屋根材そのものが層状に剥がれる「層間剥離」が起きやすい屋根材です。 塗装をしても剥がれている層が元に戻るわけではないため、根本的な改善にはなりにくいケースがあります。状態によっては、屋根カバー工法や葺き替え工事を検討する段階になります。
脱落したパミールをコーキングで補修すれば直りますか?
今回のコーキング補修は、屋根材を元通りに直すためではなく、防水紙を敷設する前の下準備として行うものです。 脱落した屋根材をそのままにすると防水紙がきれいに施工できないため、下地を整える目的があります。根本的な改善は、その後の屋根カバー工法で行います。
矩勾配の屋根は傾斜がきついため、通常の足場だけでは屋根面で安全に作業することが難しくなります。 屋根足場を設置することで、職人が安定した姿勢で作業でき、施工精度も確保しやすくなります。安全対策は、工事品質にも関わる大切な準備です。
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