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ひたちなか市 築30年以上のスレート屋根!塗装では直らない劣化サイン
更新日:2025年11月5日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
「築30年くらい経つんですが、そろそろ屋根の塗装を考えているんです」
先日ひたちなか市にお住まいのお客様から、このようなご相談をいただきました。
スレート屋根は軽くて施工しやすい人気の屋根材ですが、30年を超えると塗装だけではカバーできない劣化が進んでいる場合があります。
今回は、塗装では直せない劣化のサインや、長持ちさせるための対処法を詳しくご紹介します(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
スレート屋根(コロニアル屋根)は、セメントを主成分とした薄い板状の屋根材です。軽量(瓦の約1/3の重さ)で施工しやすくコストも抑えられるため、昭和後期~平成初期にかけて多くの住宅で採用されました。
ただし、
スレート自体には防水性がないため、表面の塗膜が命。この塗膜が紫外線や雨風で劣化すると、防水性が失われてしまいます。
スレート屋根の塗装タイミングはおおむね10〜15年ごとが目安です。 塗膜が色あせたり、コケや黒ずみが広がってきたら再塗装のサイン。 ただし、築30年以上経過している場合は、塗装では防水性を保てないこともあります。
スレート屋根の寿命は、製造された時期で大きく変わってきます。
| 製造時期 | アスベストの有無 | 耐用年数 |
| 第一世代(1990年代前半まで) | 有 | 30年~40年 |
| 第二世代(1990年中頃~2000年後半) | 無 | 15年~20年 |
| 第三世代(2000年後半以降) | 無 | 約30年 |
「塗装で直る屋根」と「塗装では直らない屋根」の違い
スレート屋根のメンテナンスには、大きく分けて2つの段階があります。
| 屋根の状態 | 対応できる工事 | 下地材の状態 |
| 表面に軽い色あせ・コケ | 塗装で対応可能 | 下地が健全ならOK |
| ひび割れ・反り・剥離 | 塗装では不十分 | 下地やルーフィングの劣化が懸念 |
塗装はあくまで「表面保護」。
屋根材そのものが劣化や損傷している場合は、「根本的な修繕」が必要になります。
①屋根材の反り・浮きスレートが湿気を吸って膨張・収縮を繰り返すと、反り返って隙間ができてしまいます。
この隙間から雨水が入り、ルーフィングを傷めて雨漏りの原因に。
②表面の層間剥離(そうかんはくり)屋根材の層が剥がれるようにパラパラと欠け落ちてくる症状です。
この状態では塗装しても密着せず、塗膜が数ヶ月で剥がれてしまうことも。
③釘抜け・金具の錆び屋根の頂上部分に取り付けられる棟板金の釘抜けやビスの緩みは、土台が傷んでいるサイン。特に築30年以上の場合、ルーフィングも同時に劣化していることがほとんどです。
④コケや黒ずみが全体に広がっている表面の塗膜が完全に失われ、スレートが水を吸い込んでいる証拠です。
コケを落として塗装しても、下地が傷んでいれば再び剥がれてしまいます。
※5年前に塗装を行ったスレート屋根の現状(当社調査写真)※
塗装が密着するためには、スレートの表面が健全であることが前提条件です。
しかし、築30年以上経過した屋根では、表面が粉をふいたように脆く、高圧洗浄をかけるだけで削れてしまうこともあります。
塗装業者さんによっては「見た目がきれいになりますよ」と勧めるケースもありますが、実際は数年で再劣化してしまい、塗装費用が無駄になってしまうことも…(ノд・。)°.
スレート材が割れていたり、ルーフィングがボロボロな場合は、表面塗装では防ぎきれない雨漏りが起こります。そんなに選ばれるのが、「屋根カバー工法」もしくは「屋根葺き替え」です。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、屋根の状態を見極めて選ぶことが大切です。
※硬化してボロボロになったアスファルト系防水紙(当社調査写真)※
「うちはまだ大丈夫かな?」と思っていても、屋根の劣化は外からは分かりにくいものです。
特にスレートは見た目がきれいでも、内部のルーフィングが劣化しているケースが多く見られます。
スレート屋根の下には「ルーフィング(防水紙)」が敷かれています。二次防水の役目を担うルーフィングは、
雨水が屋根材の隙間から入り込んでも下地に浸透させない「最後の砦」なんです
(๑•̀ •́)و✧しかし耐用年数は
およそ20〜30年程度。コストを抑えるため、低いグレードのものを使用している場合は約10年です。
築30年以上の屋根では、ルーフィングが劣化して破れやすくなっていることも多く、見た目がきれいでも内部で雨漏りが進行しているケースがあります。
塗装ではルーフィングを直せないため、カバー工法や葺き替えでの根本的な補修が必要になるんですよ。
✅築30年以上のスレート屋根は、塗装だけでは防水が保てない場合が多い
✅表面だけでなく、内部のルーフィングや下地の劣化が進んでいることがある
✅カバー工法または葺き替えで、根本からの修繕が必要
✅専門業者による点検で、最適な方法を見極めるのが安心
「塗装しておけば安心」と思っていた方も、築年数や屋根の状態によっては、違う選択肢が必要かもしれません。
見た目では分からない屋根の内部劣化。気づいた時には雨漏りが進んでいた…というケースも多いんです。
「築30年以上の屋根、そろそろ心配だな」と感じた方は、まずはお気軽に無料点検をご利用くださいね
٩(ˊᗜˋ*)و*関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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