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日立市 雨漏り浸食の見えない恐怖!外壁を壊したからわかった柱の腐食
更新日:2025年10月21日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回は、日立市で行った雨漏り調査の事例をご紹介します。
壁に現れた染みはただの汚れに見えても、実はその奥で大きな被害が進行していることも…。
目に見えない浸食は、気づいた時には建物の内部が腐っていた、ということもあるんです(>_<。)
ぜひ、早めの点検の大切さを知っていただけたらと思います。
お客様からのご相談は
、「増築した部屋の壁の染みが気になって…最初に気づいたのは3年前。なんとなく広がってきている気がする」というものでした。
壁紙(クロス)は剥がれ始め、少し触ると湿った感触も…。
真上がベランダになっており、排水があまりよくないため、「もしかしたらそこから漏れているのでは?」と心配されていたそうです。
長期間かけて少しずつ進む雨漏りは、外見だけではなかなか深刻さが伝わりません。
ですが、建物の内部では
少しずつ木材が湿気を含み、腐食が進行していることもあります
( ;ㅿ; )
ベランダに散水
幕板部分に散水
まずは、怪しいと考えられるベランダ周辺と幕板部分を中心に散水調査を実施。
実際の雨に近い状況を人工的に再現して、水の流れ方をチェックする方法です。雨水がどこから入り、どこにたまっているのかを把握するのに役立ちます。
雨水が浸入する可能性のある箇所にピンポイントで水をかけ、反応を確認しましたが、この時点では明確な原因箇所は特定できませんでした。
おそらく
内部で水分が吸収されてしまっているのだろうと考え、日を改めて再度調査を行うことにしました。
再調査ではお客様のご了承をいただき、室内の壁を一部剥がして内側の状態を確認しました。
5年ほど前に塗装された外壁には、一部ふくらんだような箇所があり、その部分を目安に壁を撤去してみると…。
水分を吸って腐食した木製の下地が現れました。
長く漏水していたようですっかり黒ずみ、手で触れただけでぱらぱらと剥がれてしまいます。
こちらは改修工事を始めた際に撮影した、外壁側からの様子です。
角にあるはずの
2本の柱がボロボロに崩れ、ほぼ残っていない状態でした
(ºロºlll)
木材は長年の雨水で内部まで腐り、指で触ると簡単に崩れてしまうほど…。まさに
「見えないところで雨漏りが進行していた」典型的なケースでした。
木材は本来、雨に濡れてもきちんと乾けば腐りません。しかし壁の内部のように閉ざされた空間では、水分が逃げにくく、湿った状態が長く続きます。
こうなると、
・木材が水を吸い続ける・腐朽菌(木を腐らせる菌)が繁殖しやすい環境になる・カビも発生し、さらに乾燥しにくくなるという悪循環が起きます。
厄介なのは、こうした
内部腐食は外からではほとんどわからないということ。
・外壁の膨らみ・クロスの剥がれ・雨染みの拡大
こういった「目に見える症状」が出るころには、すでに内部がかなり傷んでいることが珍しくありません。
1回目の調査では反応がなかった理由も明らかになりました。
雨水は、増築部の外壁をぐるりと囲むように取り付けられた幕板から浸入していましたが、散水しても断熱材が吸い込んでしまったせいで、すぐに外に漏れ出してこなかったのでしょう。
このように、
内部を開けてみなければ分からないケースは実は少なくないのです。
今回は柱そのものが大きく腐食していたため、柱の入れ替えと外壁の張り替えを行うことになりました。
構造部材の補強を行うことで、建物の安全性と耐久性を回復させます。
さらに、雨漏りが再発しないよう雨水の経路を見直し、排水性を高める仕上げにする予定です。
サーモグラフィーや天井裏の調査など、非破壊で分かるケースもありますが、内部で吸水している場合は見えないこともあります。状況によっては部分的な開口が必要になることもあります。
もちろん理想は、壁を壊さずに雨漏り箇所を特定できることです。しかし、今回のように断熱材や構造体が水を吸い込んでしまっている場合、外からの調査だけではわからないこともあります。
長期間の雨水の浸入は、知らず知らずのうちに建物を蝕み、「外壁を剥がしたら柱が消えていた!」という深刻な事態に発展してしまうこともあるのです。
日立市の今回の事例は、壁を壊して調査を行ったことで、雨漏りによる柱の腐食が判明しました。
✓長期間放置した雨染みの奥で柱がボロボロに…✓散水調査では原因が分からなかったケース✓壊してみて初めて分かる被害もある「ちょっとした染みだから…」と放っておくと、気づかないうちに
構造体が腐り、工事の規模も費用も大きくなってしまうことがあります。
早期点検と原因の特定が、雨漏り修理の一番のポイントです。少しでも気になる症状がある方は、ぜひ街の屋根やさん水戸店にご相談くださいね
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