ひたちなか市 FRP防水のベランダに下地を調整して絶縁シートを敷設
更新日：2025年8月11日
ひたちなか市にお住まいのお客様より、『ベランダのひび割れがひどく、若干雨漏りしているようだ』とご相談いただいたことがきっかけです。
無料調査では、FRP防水のベランダがひび割れているほか、地震の影響か水の流れる方向が逆向きに傾いていました( ；∀；)
調査の詳しい様子は、こちらでもご覧いただけます。
現場ブログ➤ひたちなか市 一階サッシ際への雨漏りはベランダのFRP防水の不良
ベランダの防水層の不具合により雨漏りが発生して、1階の部屋のクロスがはがれて浮いていました（>_<）
ベランダの下にある部屋で雨漏りしたら、ベランダを疑うとよいでしょう。
もちろん、雨漏りを解消するためには、ベランダの防水工事が必要です。
防水工事には、主に次の3つの方法があります。
まず、エンジン式高圧洗浄機を使用して、既存のFRP防水の汚れを取り除きます。
ベランダを歩いた時にフカフカする場合は、ベランダ床面本体が傷んでいるので、FRP防水を撤去するところからスタートしなければなりません。
防水工事は、早ければ早いほど工事費用が安く済みます。異変に気づいたら、早めにご相談くださいね^^
高圧洗浄だけでは不十分なので、細かい箇所は手ケレンで清掃します。
FRP防水のトップコートや樹脂が浮いたままウレタン防水しても、結局浮いてしまってしっかり防水できないんです。
職人さんの防水へのこだわりが詰まった手作業なんですよ٩( 'ω' )و
FRP防水がはがれて凹凸があることや、わずかですが床面の勾配がゆがんでいるので、カチオンセメントで下地をつくり直します。
カチオンセメントは、イオンの作用で電気的に強固に床面にくっつくセメントです。今では、外壁の補修などにも用いられているんですよ〜
プライマーを塗布してから、カチオンセメントを塗っていきます。
セメントといっても、ローラーで塗っているんですよ。面白いですよね^^
カチオンセメントが乾いたら、絶縁シートを敷設します。
絶縁シートは、通気緩衝（つうきかんしょう）シートともいい、上からも下からも水分をシャットアウトする優れものです。
しかも！自着式なので、黒色の裏紙をはがすだけで下地にくっ付きます！！
防水工事は、やはり下地は大切。時間と手間をかけて、しっかり作らせていただきました(๑>◡<๑)
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