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【屋根の名称】知っておくと役に立つ!外側から見える各部位の役割とは?
更新日:2025年8月1日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
お住まいの屋根には、たくさんの名称や役割があるのをご存じでしょうか?
以前
「屋根の内部構造」についてご紹介しましたが、今回は外から見える部分に注目してみたいと思います。
普段はなかなか意識することがありませんが、外側の各部位にもきちんと名前があり、それぞれに大切な役割があります。
屋根の外側にある主な名称と役割を分かりやすく解説していきますので、ぜひ屋根を身近に感じてもらえたら嬉しいです
(*ˊᗜˋ*)
ケラバ・破風板・鼻隠し・軒天・棟と言った代表的な部分をピックアップして、役割や特徴についてご説明しましょう。
屋根の「側面の端」にあたるのがケラバです。三角屋根を思い浮かべていただくと、斜めに下がっていく部分の外側にある縁を指します。
雨風が横から吹き込むのを防ぎ、屋根材が風でめくれたり飛ばされたりしないように押さえる役割があります。
ケラバの名前の由来は、屋根の端を指す「ケラ」に端(ば)がついた説。古い建築用語で「けらいば(けら居場)」という表現があり、それが短縮されて「ケラバ」になったという説など、いくつか語源があるようです。
屋根の側面、つまりケラバのすぐ下に取り付けられている板のことを指します。「風を破る板」と書くことから、
強風から家を守る役割を担っています。
外観をすっきり見せる一方で、火災の際に火の回りを抑える効果もあります。
見た目にはシンプルな板ですが、実は家を守るためにとても重要な部分です。
軒先に取り付けられる横板のこと。屋根を正面から見た時に、雨樋が設置される部分でもあります。「軒先の鼻(出っ張り部分)」を隠すという意味から、鼻隠し呼ばれています。
他にも、軒先を美しく見せる・雨樋を取り付ける土台となる・軒先部分の劣化を防ぐなどの役目があります。
❐POINT❐鼻隠しは常に雨にさらされる場所です。劣化が進むと雨樋の固定が弱くなり、外れてしまうこともあります。塗装や板金での補強が長持ちの秘訣です。
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知っておきたいお住まいの各部位の名前
屋根の
軒先の裏側にあたる部分を指します。下から見上げた時に見える、屋根の裏板のような場所ですね。普段はあまり気に留めない箇所ですが、実はとても大切な役割を持っています。
美観の向上:屋根の骨組みや垂木を隠し、建物の外観をすっきりと見せる。
防火性・耐久性:火が屋根裏に回り込むのを防いだり、雨風や虫の侵入を防ぐ。
換気のサポート:換気口が設けられることも多く、屋根裏の湿気や熱気を逃がす。
屋根の面と面が交わる最上部に位置する棟は、雨仕舞い(雨水が入らないようにする処理)がとても重要になります。
基本的な役割は…
・屋根の頂点を覆い、雨水や風の侵入を防ぐ・屋根材同士の接合部を守り、全体の強度を補う・見た目のアクセント(屋根デザインの仕上げ)などがあります。
大棟(おおむね):屋根の最上部に横一直線に伸びる棟
隅棟(すみむね)・下り棟(くだりむね):大棟から四隅の軒先に向かって斜めに降りる棟
【スレート屋根の場合】・棟は
「棟板金(むねばんきん)」で仕上げるのが一般的です。
・内部に「貫板(ぬきいた)」という木材や樹脂製の下地材を設置し、その上に金属板を被せて固定します。
・シンプルでスッキリした直線的な見た目が特徴。
・経年で板金を留める釘やビスが浮いたり、内部の木製貫板が腐食したりするので注意が必要です。
❐POINT❐
スレート屋根の棟は金属で覆われているため軽量でモダンですが、定期的に釘浮きや錆を点検すると長持ちします。
【瓦屋根の場合】・棟は
「棟瓦(むねがわら)」と呼ばれる専用の瓦で構成されます。
・丸瓦(半円状の瓦)や熨斗瓦(のしがわら=板状の瓦)を積み重ねていき、漆喰やモルタルで固定するのが伝統的な工法です。
・最近では「シルガード」などの南蛮漆喰や、金具を使った耐震・耐風仕様もあります。
・デザイン性が高く、和風の趣を強調できるのが特徴。
❐POINT❐
瓦屋根の棟は重厚感がありますが、漆喰の劣化や地震時のズレがトラブルにつながることがあるので、補修や積み直し工事が定期的に必要です。
【金属屋根の場合】・スレートと同じく金属の棟包みを使いますが、屋根材自体が金属なので仕上がりがよりシャープ。
・嵌合式(かんごうしき=屋根材がカチッとはまる構造)の屋根では、棟も専用部材を使って防水性を高めています。
❐POINT❐
軽量でメンテナンス性に優れますが、台風時の飛散防止のため固定方法に注意が必要です。
屋根の外側にある部位は、どれも
「雨や風から家を守る」という大切な役割を持っています。そして、それぞれが見た目の印象や建物の寿命にも大きくかかわってきます。
普段はあまり意識しない場所ですが、名前や役割を知っておくと、点検や修理の際に「ここが破風板ですね」「この部分が棟板金です」と、業者さんとスムーズに話せるようになりますよ
(*,,•ᴗ•,,)屋根はご自分で確認しにくい場所ですので、気になる点がある場合は無理せずプロにご相談ください。
正しい名称と役割を知ることで、大切なお住まいをより長く快適に守っていきましょう!
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