水戸市 パナホーム竣工の緑色のカーペット調ベランダ防水を撤去し下地調整
更新日：2025年7月30日
水戸市にお住まいのお客様より、『ベランダの床の水はけが悪く、雨が降った時に水がたまってしまう』とご相談いただきました。
ベランダの防水層が劣化したり、水がたまったりすると、階下の雨漏りにつながる可能性があります。ベランダは、定期的にメンテナンスするか、異変に気づいたらすみやかに修理しましょう^^
こちらの建物は、パナホームさんの竣工でした。
ベランダは、パナホームさんの特徴でもある、緑色のカーペット調のベランダ防水です。
経年劣化により、カーペット調のベランダ防水の接着が弱くなり、剥がれた箇所が盛り上がっていました。これでは、水がスムーズに流れません( ；∀；)
築30年オーバーということを考慮し、ベランダ再防水を行う運びとなりました。
ところで、ベランダ再防水工事とは、どのような工事なのでしょうか？
まず既存の防水層（緑色のカーペット）を撤去します。
ベランダの床面は、木でできた木製下地でした。緑色のカーペットが浮いていたものの、幸い雨水が中まであまり入っていなかったようです（╹◡╹）
防水層の劣化を放置して、木製下地が腐ってボロボロになると、ベランダの基礎工事が必要となります。
他の現場ですが、木製下地が腐るとどのようになるのかご参考ください。
現場ブログ➤水戸市で排水口周りが凹んだベランダ防水を解体！広範囲に木下地が腐食
ベランダ再防水工事は、早め早めが大切ですよ〜
今回は、ウレタン防水で再防水する計画ですが、木製下地とウレタンは接着しにくいため、カチオンセメントでウレタン防水の土台を作ります。
カチオンセメントってあまり聞きなれないですよね。いったいどのようなセメントなのでしょうか？
カチオンセメントを塗る前に、プライマーを下塗りします。
プライマーは、カチオンセメントと木製下地をくっ付きやすくするほか、カチオンセメントの水分が木製下地に逃げなくする役目があるんですよ〜
つづいて、カチオンセメントを塗っていきます。
カチオンセメントに凹みができると、雨水が流れにくくなるので、微妙に傾斜をつけながらもフラットになるように塗るのがポイント。まさに職人技です(^ ^)v
カチオンセメントが乾くと、ウレタン防水の土台の完成です！
今後は、ウレタン防水層を作ってから、仕上げに長尺シートを施工する予定です。
ベランダ再防水工事が完了したら、またご報告します(๑>◡<๑)
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