水戸市 雨樋のオーバーフロー！今は必要ない落ち葉除けネットが逆効果
更新日：2025年7月11日
ご依頼いただいた水戸市の住宅の雨樋には、20年前から落ち葉除けネットが設置されていました。
早速梯子を登り、オーバーフローを起こしている北側の雨樋を確認します。
お客様によると、新築当時はお住まいの北側に竹林があったため、落ち葉が雨樋に溜まらないようネットを取り付けたそうです。
20年前の当時はまだめずらしかったと思いますが、最近では多くの住宅で見かける設備ですね。
しかしその竹林もすでに伐採され、現在は集合住宅が建っており、落ち葉が入ることはほとんどない状況でした(๑´• •)
伸びた枝が、ネットの間から飛び出しています。
内部も緑色のものがネット越しに見え、なにかが蔓延っている状態でした。
ネットを切り開いて内部を確認すると、雨樋の中には泥がびっしり！
腐葉土となった泥には、適度な水分と日光が与えられ、数種類の雑草が繁茂していました。
これらが原因で集水器部分が詰まり、雨水があふれてオーバーフローを引き起こしていたのです。
お客様に事情を説明した上で、まずは集水器に詰まった泥を丁寧に取り除き、周辺の雨樋に溜まっていた泥・草も撤去しました。
これで、正常な排水機能は取り戻すことができます((*^^)v
今回は、集水器周辺の詰まりを解消しする応急的な対応を行いましたが、落ち葉除けネット自体が現状では必要性が薄れている点も、お客様にお伝えしました。
むしろ、今後も放置すると詰まりの原因になりかねませんので、撤去する方向でアドバイスさせていただきました(o_ _)o
「落ち葉除けネットがよいのか、定期的な清掃よいのか」…住宅環境や周囲の状況でかなり違ってくるため、屋根専門店に適切に判断してもらいましょう。
メリット
・落ち葉やゴミの侵入防止：広葉樹が多いエリアでは、大きな葉やゴミが雨樋に詰まるのを効果的に防ぐ。
・雨樋の掃除頻度を減らせる：適切な環境下であれば、清掃の手間を軽減できる。
・雨水の流れを維持しやすい：ゴミが溜まらなければ、雨水の流れが妨げられず適切な排水が可能。
デメリット
・細かいゴミは防げない：針葉樹の葉や小さな種子はネットを通り抜け、雨樋内に蓄積することがある。
・ネット下で泥が堆積する：溜まった落ち葉が腐葉土化して泥となり、詰まりを引き起こすことがある。
・定期的なメンテナンスが必要：ネット自体が劣化したり、上にゴミが溜まるため、放置すると逆効果になる場合がある。
・落ち葉やゴミの侵入防止：広葉樹が多いエリアでは、大きな葉やゴミが雨樋に詰まるのを効果的に防ぐ。
・雨樋の掃除頻度を減らせる：適切な環境下であれば、清掃の手間を軽減できる。
・雨水の流れを維持しやすい：ゴミが溜まらなければ、雨水の流れが妨げられず適切な排水が可能。
デメリット
・細かいゴミは防げない：針葉樹の葉や小さな種子はネットを通り抜け、雨樋内に蓄積することがある。
・ネット下で泥が堆積する：溜まった落ち葉が腐葉土化して泥となり、詰まりを引き起こすことがある。
・定期的なメンテナンスが必要：ネット自体が劣化したり、上にゴミが溜まるため、放置すると逆効果になる場合がある。
落ち葉除けネットは、環境に合わせて適切に活用すれば便利な設備ですが、状況次第では逆効果になることも。
設置後も定期的な点検・清掃などのメンテナンスが必要になります。
今回のケースのように、周囲の環境などが変化した時には、現状に合わせて見直すことも大切ですね。
設置後も定期的な点検・清掃などのメンテナンスが必要になります。
今回のケースのように、周囲の環境などが変化した時には、現状に合わせて見直すことも大切ですね。
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